いつも行く近所のショッピングモール、イオン。
夫と娘と3人で行ったら、通路で風船を配っていました。
娘は色を決めたりするのに時間がかかります。
その間、大人が2人ついているのももったいないので、夫に娘を任せ、すぐ近くのお店に入りました。
「すぐそこの店を見てくるよ。終わったら、少し離れたあっちの店に向かうよ。だから、娘が風船をもらえたら追いかけて来てね。」
そう、夫に伝えました。夫が頷くのを見て、その場を離れました。
ところが、1軒目を見終え、2軒目を見終えても、いっこうに現れません。
最初の風船のところに戻っても、二人の姿は見えません。
慌てて近くの店をしらみつぶしに覗いたら、そのうちの1軒から夫が出てきました。でも、娘の姿がない。
「あれ?そっちに行くって行ったから見送ったよ。会わなかった?」
初めての迷子に肝が冷えました。
陳列棚から頭が飛び出していて、比較的探しやすい夫ならまだしも、娘を探すには通路を1つずつ見なければなりません。とても大変です。
無駄なことをするよりは、と、急いでインフォメーションセンターに向かいました。
そしたら、センターのカウンターの中で娘を見つけました。
娘はこれからオモチャで遊ぼうという感じで、泣いていなかったのがわずかな救いでした。
係の方からは「○○ってお店にいたそうです」と聞きました。私が夫に伝えた1軒目と2軒目の、中間辺りにある店でした。
係の方によくお礼とお詫びを言って帰りました。
娘には「どこかのお店に入るなら、お父さんかお母さんと必ず手を繋ぐこと」と伝えました。
娘が一人で動いたことは、娘自身の過失というよりは、完全に私と夫の過失です。
夫と合流し、インフォメーションセンターにいたことと、保護された店の名前を伝え、娘から目を離さないように厳しく伝えました。
でも夫は、私がなぜそんなに怒っているのか理解できていない様子でした。
娘は超絶お母さん子なので、風船を貰ったらすぐに私を追いかけたがるのは予想してました。
だからこそ、なるべく早く済ませるよう、急いだつもりです。
お母さん子なら、そもそも私が初めから付き添っていればいい?
でも、そうしたら、私には買い物に集中する機会がなくなってしまいます。
あまり想像したくありませんが、万が一連れ去られたりしたら?
そうでなくても、小学生だって低学年は迷子になるでしょう。
高学年だって、保護者の監督不行き届きでお店に迷惑をかけるかもしれません。
「お母さん子だから」という理由で娘の付き添いの全てを私に任されるとして、
子どもが成長するまで待っていたら、私はあと10年近く、自分一人でゆっくり買い物をする時間を持てないことになってしまいます。
そんなストレスを抱えたら、と考えたら、育児放棄する自分が容易に想像できてしまいました。
だからこそ、夫にはもう少し協力をあおぎたいのですが、今回の件で、夫は保護者の監督責任を理解していないことが分かってしまいました。
夫を頼れないのは辛い。でも、また娘から目を離すかもしれないと思うと、預けるのは不安。
どうしたものか、頭を抱えています。