やっぱり大好き | 紫苑の徒然日記

紫苑の徒然日記

育児を中心に、日頃感じることを気ままに。

お友だちと遊んでいたら、お友だちが娘にちょっとイケズをしてきたので、抗議したけど受け入れてもらえなくて、
思うようにいかないことを悔しがってキィキィ怒っているうちに、「もうだいっきらい!」と珍しいことを言いながら号泣しはじめた娘。
「イヤー!」は時々言うけど「キライ」は聞いたことがないので、よほど腹に据えかねたんだろうなぁと思いつつ、
言いながらヒートアップしているように見えたので、お友だちが見えないところに移動して、少し落ち着かせることにしました。

「悲しかったねぇ。キライになっちゃったの?」
「うん」
「じゃあ、今日はもう遊ぶのをやめて、バイバイする?」
「イヤ!!大好きだもん!!」

どっちやねん(笑)
いや、大好きなんでしょうね。
大好きだから、イケズされたのが悲しくて、でも、バイバイするのはもっと悲しいんでしょうね。
しゃくりあげてものすごい泣き方をしていたのに、驚くほどハッキリと「大好き」宣言するので、思わず笑ってしまいました。

もっと遊びたいなら泣き止もうかと娘に伝え、落ち着いたところでお友だちのところに戻りました。
あまりにも些細なことからヒートアップしての号泣だったので、戻る頃にはお互いケロッとして、全く別のことに興じ始めました。

子どものいさかいなんてそんなものだよなぁと、大人同士は微笑ましく見ておりました。
ちなみに、これと似たようないさかいを、毎日、保育園のお迎えのたびにやらかしてくれます。
夫はいつも私から話を聞くだけでしたが、今回、初めて目の当たりにしました。
「お迎えのたびに、毎日こんな感じなの?!」と言うので、私とお友だちのママの二人で
「そうだよ。ここまで号泣はしないけど、似たようなものだよ」
「別々に帰ればいいのに、絶対一緒に帰りたがるんだよ」と、ここぞとばかりに大変さをアピール。
今まで、夫にどんなに訴えてもまともに取り合ってもらえませんでしたが、少しは想像できたようです。
百聞は一見にしかずとはよく言ったものだなぁと、しみじみしたのは内緒です。