陛下がまちにやってきた | 紫苑の徒然日記

紫苑の徒然日記

育児を中心に、日頃感じることを気ままに。

※皇室のお話です。政治的な内容ではなく、どちらかというと野次馬話ですが、気に障る方はご退席ください。






一昨日から昨日にかけて、私の住む静岡県西部に天皇皇后両陛下がいらしていました。
平成最後の年にいらしたということは、間近で拝見できるのはこれがラストチャンス。
なぜか分からないのですが、ここ数年、両陛下のことが大好きでたまらない私。家でも職場でもわーわー大騒ぎしていました。
特に昨日は、私の職場に近い「楽器博物館」にいらっしゃるとのこと。
「昼休みに職場を抜け出して、ちょっと覗きにいこうか」なんてずっと言っていました。

それを聞き付けた上司(義母)が一言。
「分かった。昼休みでは多分間に合わないから、今から御使いに行っておいで。御使いのついでに、ちょっと遠回りして見てきたらいい。」
えぇーー、すごい、本当にいいの?!
もちろん、お言葉に甘えて行ってきました。

博物館の周辺には既にたくさんの警察官がいて、沿道で一目見ようと集まってきた民の誘導をしていました。
キョロキョロと、見るからに挙動不審な動きをしていたので、すぐに若い警察官に声をかけられた私。
「見に来たんですか?」
「見にと言うほどでは。仕事を抜けて来ているので長居はできないのです。様子だけでも伺おうかと」
「詳しくは言えませんが、到着までまだ1時間近くかかりますよ」
「んー、じゃあ昼休みにもう一度来ようかな?」
「それでは既に入館してしまっていると思います」
そっかー、残念。でも、何だかんだで色々教えてもらえました。警察官のお兄さん優しい。

せめて記念にと、写真だけ撮ってきました。
警備の人がいっぱい。
画面に写っていない、交差点の残り3つの角には、既にぞろぞろと民がつめかけていました。
あわよくば国旗だけでももらえないかと期待しましたが、残念ながら配布もされておらず。
多分、もう少し人が並んできたら配布が始まったんだろうな。

陛下がいらっしゃる前なので、気配も何もないのですが、お祭りみたいにみんなが集まってくる、独特の雰囲気を味わえたので、思いのほか満足でした。
職場に帰ったら、同僚がツイッターを検索していて「今、○○にいるんだって」「もうじき着くよ。」「あ、動画上がったよ。着いたみたい」などと、随時中継してくれました(笑)
そりゃもうホントは仕事そっちのけであの列に並びたかったけどさ、そこで仕事をサボれるほど腹が据わった人間でもないのでね。

一目見ようと集まってきた民に、常に手を振って応えなければならない両陛下のことを思うとお疲れはいかばかりかと思います。
でも、現場に行って、元気をもらった気分になりました。何もせず後悔しなくてよかった。いい思い出になりました。