くねくねとかっちこち | 紫苑の徒然日記

紫苑の徒然日記

育児を中心に、日頃感じることを気ままに。

先日、ようやく七五三のお詣りを済ませました。
夏頃に、大手の写真スタジオで前撮りをして、その時に着物のレンタルも予約しました。
夏と今では好きな色が変わっていたので、当日「この色はイヤだー」とごねたらどうしようと心配していましたが、
数日前から「お休みの日にこの着物を着るんだよ」と前撮りの写真を見せておいたためか、スムーズに着てくれました。

前撮りの時は、確かメイクまではしてませんでした。でも今回は、うっすらとお化粧を施してくれました。
アイシャドウとチークと口紅。シャドウとチークはともかく、口紅に固まっており、ウンともスンとも言わない娘。
「どうしたの?お話ししていいんだよ?」と声をかけたらようやく口を開きましたが、そのとたんに口からヨダレがドワーっと洪水!
どうやら、緊張しすぎて唾を飲み込むことすらできなかったようです。
唇をなめなければ、他はいつも通りでいいんだよと説明し、というか、なんやなんやであっという間に口紅は取れてしまい、いつもの調子に戻りました。

着付けの方もそこそこ順調でしたが、スタッフさんに照れてしまい、ずっとくねくねしている娘。
スタッフさんに「何だかくねくねしてるね」と言われると一瞬シャキッと立つのですが、すぐにまたくねくね。
まぁ、人見知りがあるので。見慣れない人だと、つい親の後ろに隠れたり、恥ずかしくてもじもじくねくねしてしまうのです。
そんな娘でもテキパキ着付けてくれるスタッフさんは、さすがプロだなと感じました。

着付けが終わって神社に移動し、お祓いをしてもらってから両家の祖父母と一緒に会食。
本当は会食まではやらないことが多いようですが、私も嫁ぎ先の地方の風習が分からず。
義母にどうしたらよいか相談したら「それならせっかくだからホテルのレストランを予約するわ」と相成りました。
かえって申し訳ない気もしましたが、着飾った娘と写真を撮ったり、一緒にご飯を食べたり、多分、祖父母にもいい思い出になったと思います。

もっとも、食事の頃には着物に飽きて「苦しいー、イヤだー」とごねだした娘。
始めに記念撮影をして、早々に着替えました。
下手したら神社で「イヤだ」と言い出すかなと思っていたので、長く着てくれた方だと思います。
着物の間は殊更に、すれ違う人から「まぁ、可愛いわね」と声をかけられることも多かったので、くたびれる反面嬉しかったんでしょう。

私自身も、久しぶりのスーツ(仕事に制服がない)だったので気疲れはしました。
でも、娘が着飾った姿はやっぱり可愛いし、神社では様々に着飾った子どもたちを見ることができて、大変目の保養になりました。
「可愛いね」「綺麗ね」と言われて怒る人ってあまりいないですからね。
思う存分(?)小さな主役たちを愛でて帰ってきました。

次は7歳かな?さすがに両家揃い踏みはないかもしれないけど、次はどんな着物を着るのか早くも楽しみです。