波乱の運動会ー裏話? | 紫苑の徒然日記

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育児を中心に、日頃感じることを気ままに。

実は、今年は運動会の実行委員だった我が家です。
仕事の都合で普段はなかなか保育園に関わることができない夫ですが、イベントだったら関わりやすいだろう、ということで立候補しました。
ところが、実行委員が本格始動する直前に、趣味の自転車で転倒、かなり派手に怪我をしました。
通院結果、療養と安静を言い渡されてしまい、体を使う仕事の多い実行委員には参加できなくなってしまいました。それで急きょ、私が動くことに。

お母さんが参加する家庭は一定率いますので、諸準備の作業分担は、保育園側でかなり配慮してくれたと思います。
例えば、高所作業や重いものの運搬作業はお父さんが参加する家庭に振り分けるとか。

何とか私でも力になれそうだな、と感じていた矢先に雨の予報です。
私は強力な雨女なので、わー、私のせいだー、なんて冗談半分に言っていました。
もちろん、そうは言いつつも、信じるものは救われるとばかりに、晴れの予定で身支度は調えていました。

雨の場合は近所の小学校の体育館という予定でしたから、念のため、前日の準備は最小限になりました。
園庭の中央、子ども達が競技をする予定の場所にはブルーシートを敷いて、雨避け対策もしました。
それでも、夜間にかなり降り、当日朝には園庭のあちこちに大きな水溜まりができていました。

当日、実行委員集合時間の15分前に、開催場所について一斉連絡が来ました。
あぁ、幹部が相当悩んだんだろうな、と推察されるギリギリぶりでした。
急いで保育園に行くと、既に着いていた人が、総出で水を取り除いていました。
雑巾やタオルで水溜まりの水を吸いとってはバケツに搾り、排水溝に流す、という作業を延々と行いました。
地面がドロドロですから、他の準備も大変でした。
競技の順番も変更したし、とにかくイレギュラー続きだったと思います。
あまりにイレギュラーで、いっそ愉快に感じるほどでした。

閉会式で何となく終わりの気分になってしまい、朝からの緊張から解放されてどっと疲れました。
あ、片付けが残っているんだった、と気付いた時のガッカリ感といったら(笑)
でも、すごくやりきった感を感じました。実行委員でなければ分からなかった裏側を、色々と知ることができたと思います。
確かに色々振り回されたけど、それもいい思い出になりました。