やってみなくちゃ分からない | 紫苑の徒然日記

紫苑の徒然日記

育児を中心に、日頃感じることを気ままに。

我が家は、かれこれ30年以上前から「いつ地震が来てもおかしくない」と言われている地域にあります。
加えて、夫はライフラインに関わる仕事をしているので、有事の時こそ家にいません。
そんな訳で、夫が不在でもやっていけるように、最低限の備蓄は心がけています。

そんな中、非常食って、もしかしたらキャンプのご飯に使えるのでは?という話になりました。
でも、せっかくのキャンプに持っていって、いざ調理したら好みの味と違った…なんてことは避けたい。
もちろん、災害時だって、なるべくなら美味しいと感じるものを食べたい。
なので、今、家にある非常食を食べてみました。
今回食べてみたのはこちら。
水又は熱湯を注いで待てば食べられる、というとてもシンプルな調理方法。
熱湯で15分、水だと60分待ちます。今回は熱湯で挑戦。
本当は、パッケージをそのままお皿代わりに使うべきでしょうが、今回は味見が目的なので、お皿に取り分けて食べました。
一袋1人前かなと思ってましたが、取り出してみたら意外と多い。普段私が食べるお茶碗で3杯分くらいありました。
あ、でも、復旧作業でお腹ペコペコな成人男性だと、これくらいの量でちょうどいいのかな?

乾燥したご飯を水又は熱湯で戻すので、食感はやはり炊きたてのご飯には大きく劣ります。
冷凍したご飯をうっかり自然解凍しちゃったようなボソボソ感がどうしても。
その辺りの食感や味を補うためなのか、味付けはかなり濃いめでした。
「作業してたら汗をかくし、災害時はいつどれだけ食べられるか分からないんだから、塩分は摂れるときに摂っておくべきなんでは?」
と夫は言ってましたが、個人的にはこれではかえって喉が渇きそうだな、と感じました。
ちなみに、娘も「私も!」と言うので食べてもらいました。
が、普段からパン派だからか、本当に口に合わなかったのか、一口しか食べませんでした。
味付けよりも食感かな?子どもって素直だからなー。

この小松菜ご飯がこの味だと、他の味付けご飯系も濃い味かな、と想像しています。
食べてみなければ分からないね、もっと色々試さなければいけないね、と夫と話しました。
元々は「どうせならキャンプにも持っていけたら楽だね」というお気楽な考えから始まったのですが、思いの外真剣な結果になりました。
でも、食事って大切ですからね。
パン系も買ってあるので、色々試してみて、我が家の好みに会うメーカーを探したいと思います。