赤い宝石 | 紫苑の徒然日記

紫苑の徒然日記

育児を中心に、日頃感じることを気ままに。

私の回りのちびっこ(未就学児)で「イチゴ嫌い」という子は聞いたことがありません。
「イチゴ?大好きも大好き。ご飯は食べなくてもイチゴなら山盛り食べる」なんて子は山ほどいますが。

娘もイチゴは大好きです。みかん、バナナと並ぶか、もしかしたらそれらを抜いて果物の中で1番かもしれないくらい大好きです。
集中力皆無でだらだらご飯を食べてても、「あれー?デザートにイチゴがあったけど、もうお腹いっぱいかなー?」なんて言うと慌ててぱくぱく食べ始める程です。
時々、目の前に並んだご飯はそっちのけで「イチゴ!イチゴ!」となるときもあるので、イチゴで釣るのは両刃之剣ですが。

私の住む辺りはイチゴの産地も近く、イチゴ狩りを楽しめる施設が近場にあちこちあります。
時期にもよりますが、大人はおよそ2,000円くらい、子どもはその半額くらいが相場でしょうか。
そして、スーパーに並ぶイチゴの価格は、年末年始の1パック800円(品種によっては1,000円近く)前後を最高値に徐々に下がっていき、最近は売出価格で398円になる日もしばしば。

年末年始のスーパー価格だと「思い出を買うつもりで行けばそこまで高くない値段かな?」と思えるイチゴ狩りの値段ですが、
今の売出価格だと、家族3人でイチゴ狩りに行けば10パック分くらい食べないと元を取れない計算。
目の前にある限りいつまでもどこまでもイチゴを食べ続けるであろう娘の姿を容易に想像できることもあり、イチゴ狩りには慎重にならざるを得ない最近です。

ちなみに、食事中に「イチ」まで言えば
「おかあしゃん、いま『イチゴ』って言いました?イチゴあるんですか?!それはもちろん貰えるんですよね?!」
という勢いで食いつく娘なので、迂闊にその単語を口に出すことはできません。
夫と話題にするときは「ストロベリー」と英語呼びとか「章姫」「紅ほっぺ」「きらぴか」といった品種とか、題名のような「赤い宝石」とか「大好物の赤いアレ」とか、とにかく暗号のように話します。

あきひめ:よくケーキとかに使われるサイズ。甘味と酸味のバランスがちょうどいい。と思う。底値(398円)率が高い。
紅ほっぺ:あきひめより一回りか二回り大きい。すごく大きいと娘の手の平くらいの大きさのものも。甘さもあきひめより甘い。売出時の平均値は498円。
きらぴ香:3種類の中で一番甘い。あきひめより一回り大きいくらい。この中では一番高値で並んでることが多いので、滅多に口に入らない。

私自身は、イチゴ農家の親戚がいて、子どもの頃はタダでイチゴ狩りをさせてもらってました。(シーズンの終わりに、売り物にならない物を自由に採らせてくれる)
だからそもそもイチゴ狩りにお金を出すという感覚にどうしても抵抗があります。
でも、自分で選んで取って食べるというあのワクワクというか喜びというか、そういう感覚はやっぱり味わわせてあげたい。
もう少し大きくなって多少なりと娘が自制できるようになったら、イチゴ狩りに連れていってあげようかなぁ。