それはまるでカラスか猫のような | 紫苑の徒然日記

紫苑の徒然日記

育児を中心に、日頃感じることを気ままに。

子どもってなぜかキラキラ光るものやゆらゆら揺れる物が好きですよね。
娘もご多分に漏れずそうしたものが好きです。
特に0歳の頃は、授乳などで顔周りに娘の手が伸びることが多かったので、引っ張られるのが怖くて、揺れるピアスはつけられませんでした。同様に、ネックレスもつけられませんでした。

もう2歳も折り返し地点を過ぎ、興味もだいぶ落ち着いてきたように見えた娘。ずっと控えていた揺れるピアスを、久しぶりに仕事につけていきました。
その日の夕方、保育園にお迎えに行くと娘が一言。
「おかあしゃんおみみきらきら?」
うわぁ、目敏い。

別の日は、朝、保育園に行く前に一悶着。
いわゆる「スピリチュアルカウンセラー」的な職業の友人に作ってもらったパワーストーンのブレスレットがあり、
お守りとして毎日身につけて仕事に行っているのですが、その日に限って娘の目に留まってしまい「私もほしい!」と。
慌ててブレスレットをカバンに隠し「お母さんもつけてないから娘もなしだよ」と説得して連れていきました。

保育園でも、「あ、娘ちゃんのママだ!」と声をかけてくるのは大抵女の子です。
特に、揺れるピアスやビジュー付の服装など、キラキラしたものに反応するのには驚きます。
ちょっとしたことに気がつくのは、どんなに幼くてもさすが女の子だなと感心します。
娘も同じなんだなと、こそばゆい気持ちになります。

それと同時に、時々「獲物を狙う目」になるので、カラスや猫のようだなと戦慄もします。
特に男の子がキラキラしたものに反応すると、大抵「あ!」と気づくと同時に手も伸びてくるので、機嫌を損ねず回避するのに苦労します。
娘も反射的に手を伸ばすことがあるのですが、自分の子なので、多少雑な対応をしてしまったり。

娘がキラキラゆらゆらに反応するのが、動物的な何かによるものなのか、はたまた女の子の性なのかは分かりません。
でも、私自身が10代20代の頃、オシャレとは縁遠い生活を過ごしたことが今ごろになって悔やまれるので、娘がオシャレに関心を持つのは悪いことではないと思います。
もっと娘が大きくなったら一緒に会話や買い物を楽しめるといいなと思いを馳せる母です。