ポケットの中には | 紫苑の徒然日記

紫苑の徒然日記

育児を中心に、日頃感じることを気ままに。

保育園では、お散歩先の公園や園庭で元気に遊ばせてもらっている娘。
最近はポケットのついた服が大好きで、大人の知らない間に拾った宝物を忍ばせていることもしばしば。
(ポケットやフードは友だちと遊ぶ時や遊具で遊ぶ時に引っ掛かって怪我をする恐れがあるため、保育園ではなるべく控えるように指導されています。特にフード付の服は厳禁です。)

「これ拾ったー」と教えてくれることもありますが、こっそり秘密にしていたり、単に拾ったことを忘れていたりで教えてくれないこともしばしば。
こちらも、ズボンのポケットは洗濯の前にチェックしますが、ジャンバーのポケットは失念しがちです。

先日、娘がポケットから小石を見せて自慢してきたので、それは全て回収しました(その場で捨てると怒るので、一度持ち帰り、本人が忘れた頃にこっそり庭に捨てます)。
反対側のポケットには意識が回らずそのままにしていたのですが、翌日ひょいと持った時に「ガサガサッ」と音が。落ち葉でも拾ったのかと服を振ってブツを出そうとしましたが、全く出てくる気配がありません。
乾燥している落ち葉ならすぐに出てきそうなのになぜ?もしや、だんご状に丸まる虫的なアレの亡骸(の集団)だったりする?!
恐る恐る手を突っ込んで掻き出したら、黒っぽく変色してカリカリに固まった葉っぱ(とおぼしき塊)がごっそり出てきました。
思わず「ひいぃ~」と叫びそうになるのを必死に耐え冷静に分析。
これはもしや、落ち葉を拾ったことに気づかぬまま何度か洗濯され、濡れては乾き濡れては乾きを繰り返したその成れの果てでは?
何度も濡れたから服にこびりついて、カサカサという乾いた音とは裏腹に、服にこびりついて落ちなかったのでは?
というか、拾った時に枯れていれば音で分かるはず。拾った時には軟らかく綺麗な銀杏や紅葉だったモノが、洗濯によってカリカリに乾いたのでは?

いずれにせよ己への教訓になりました。
曰く『例え音がしなくても、子どものポケットは必ず確認してから洗濯すべし』!
全国の小さなお子さまをお持ちのお母様方。子どもが小石や葉っぱを好むのはご存知でしょうが、そんな宝物のしまい場所もくれぐれもご注意下さいませ。
私のような失敗はどうかなされませぬよう、これをご覧いただいてお心に留めていただければ望外の喜びでございます。