11月25日と26日に、大好きな京都にお邪魔してきました。
25日の様子はこちら↓の前記事のとおり。
こちらにもありました『ミッション』が無事にクリアできましたので、晴れて2日目(26日)の様子を記したいと思います。
この日最大のミッションは、下鴨神社から程近い場所にお店を構える「出町ふたば」でこちらの目玉商品「豆大福」を購入することでした。
朝8時30分開店で、朝からかなりの行列になると聞いていました。でも、大抵のガイドブックに載っていて、ずっと気になっていたお店でした。
今回は京都御所周辺のホテルでしたから、お店まで歩いて行くことが可能でした。そのため、朝から並ぶ覚悟で行ってきました。
本当は、8時30分の開店に合わせてチェックアウトする予定でしたが、バタバタしてしまい少し出遅れ。
9時頃お店に着いた頃には、すでに店の前には九十九折の行列が。娘は昨日からの疲れが残っており、抱っこ紐の中で寝ていてくれたので、50分ほどかかった行列待ちにも何とか耐えられました。
名物の豆大福の他に、丹波の黒豆を使った「黒豆大福」や餅に柚子が練り込まれた「柚子大福」、それから 季節限定の「栗おこわ」などを買い求めました。
ちょうど精算が終わる頃、娘の目が覚めたので、下鴨神社…ではなく相国寺へ向かいました。
元々行きたいと思ってましたが、お店の軒先に「相国寺特別拝観」のポスターが見えてより前向きな気持ちに。
相国寺は天井に「八方睨み」(どこから見ても龍の目が自分の方を向いているように見える)の竜が描かれ、しかもその真下で手を打ちならすとお堂内で複雑に反響してあたかも竜の鳴き声のように聞こえる『なき竜』があるお寺です。
この『なき竜』は普段は見ることができないのですが、この度の特別拝観で期せずして拝むことができた次第。
それなりに広い敷地を持つお寺で、この『なき竜』が描かれたお堂以外にも、お庭が綺麗なお堂がいくつもありました。
娘は、庭の玉砂利に興味津々で、庭に落ちんばかりに身を乗り出して見ていました。
相国寺を出てからは、帰路を目指しつつ昼食へ。昼食は「旬菜ダイニング葵匠」へ。お漬物やお味噌のお店が運営しているようで、「漬物寿司」といったちょっと変わったメニューがありました。
店構えもお洒落だし、お値段もなかなかだったので、こちらが思う以上に「いい」お店だったようです。
お漬物はもちろん美味しかったですが、注文した朴葉味噌焼が美味しかったです。お漬物といえば、トマトのお漬物が出てきてビックリしました。
今時のお漬物の技術にかかるとトマトなんて水分の塊みたいなお野菜も漬けることができてしまうんですねぇ。
娘の体力も限界だったので、お昼をいただいたら早々に帰宅しました。
帰宅後、夕食のデザートに豆大福と黒豆大福をいただきました。
豆大福は確かに美味しかった。餡の控え目な甘さと餅と豆の塩気の塩梅の絶妙さ。
でも、ちょっと赤えんどうが固かった印象。
黒豆大福は豆がふっくらしていてほんのり甘くて、それでいて餡の味を邪魔せず、娘も黒豆大福の方が食い付きが良かったです。
まぁ、こういうのは好みですから。
京都に親戚のいる同僚からここの豆餅を切望されており、それが故の最大ミッションでした。
最終的にみんな美味しい嬉しい、実にウィンウィンなミッションでありました。
今回は、あまり混雑していない穴場的なお寺を巡る結果になりました。
でも、おかげで娘を自由に歩かせてあげられましたし、私達夫婦はもともとじっくり拝観したいタイプ(そのために敢えてオフシーズンを狙ったりする)なのでとても満足な2日間でした。