夢と魔法の国再び | 紫苑の徒然日記

紫苑の徒然日記

育児を中心に、日頃感じることを気ままに。

夫が夢と魔法の国へ入国するための、ペアのワンデーパスポートを持ち帰ってきました。結婚式の二次会でゲットしたけど都合がつかない!という知人がくれたのだとか。
もともと夫はこの国に対する関心が薄いので、こんな機会でもなければ行くことは滅多に叶いません。せっかくなので、娘の誕生日に合わせて行くことにしました。

去年一度行きました。その時は大人4人に娘1人で普通乗用車(5人乗り)で行くのは少し窮屈だったので、新幹線で行きました。

↓去年行った時の記事一例

今回は私たち親子3人だけだったので、夫の運転でマイカーで行きました。
途中で渋滞に巻き込まれたりしたため、到着したのは10時30分頃でした。
訪問時、子ども向けのアトラクションはメンテナンス中でお休みの物が多かったです。

ここ最近、なぜか「象」が大好きな娘、ダンボのアトラクションを偶然見つけてからはひたすらダンボに乗りたがりました。
この日、ダンボはいつ見ても55分待ちでした。私(園内の行列待ちに慣れている人)にとっては、55分待ちはさほど長い時間ではありません。
でも、娘にしてみたら、目の前に大好きな象があるのになぜ乗れないのか理解出来ない。「乗りたい、乗りたい」と終始大泣きしていました。娘と同じくらいの子やもっと小さい子もたくさん並んでいましたが、娘ほど「待てなくて」大泣きしている子は一人もいませんでした。
今まで行列に並ぶという経験をさせてこなかった私たち親が悪かったのかもしれません。何度説得しても聞く耳を持たずひたすら泣き叫ぶ娘にイライラしつつ、ずっと堪えて抱っこし続けました。
やっと乗れたと思っても、「終わったら降りる」ということが分かっていないので、降りるのにも一苦労でした。

あまりにもダンボばかりなので、ご飯を兼ねてダンボのエリアを離れました。
以降、なるべく遠ざかっていましたが、ダンボの形のポップコーンケースを持ち歩いている子を見つけて娘が思い出してしまったりして本当にダンボ漬けの1日でした。
(最終的に、娘がアトラクションに並んでいる間に夫がグッズを購入し、それで満足して終わりました)

ダンボのエリアを離れている間に船や汽車に乗ったり、抱っこ紐でお昼寝をしてもらい、その間に買い物を済ませたりしました。
乗り物が好きな娘は、船や汽車もとても楽しんでいました。ダンボよりも行列が進むのが早かったり、並んでいる間に目標物(汽車や船)が目の前に存在しないという状況が良かったのだと思います。

最終的に、きらびやかな夜のパレードを横目に出国しました。
普段、7時過ぎには入浴し、8時過ぎには就寝している娘にはずいぶんな夜更しでした。
思ったよりも歩きたがらなくて、ほとんど抱っこしてたので腕がパンパンになってしまった(夫が抱っこしようとすると泣いて嫌がれたのです…)けれど、こちらが懸念していたよりは全然楽しめていたようです。

普段、事務仕事のうえにスポーツが苦手な私にとって、1日中屋外で過ごすということはそれだけでくたびれます。
まして、娘を抱いて移動。お天気にも恵まれ汗ばむほどの陽気。
精神的にも物理的にもすごーーく疲れたので、今までは大好きだった王国ですが、しばらく行かなくてもいいなぁと思った私。

でも、夫にとっては娘の色んな表情を見ることができてすごく良い1日だったようです。
「待つ」ことができず泣いていたことも、何度も乗りたがるほど象が好きだと分かったことも、船の上でキャーキャーはしゃいでいたことも、全部いい思い出になるじゃないかと。
普段、不満を挙げたらキリがない夫ですが、時々、私では到底及ばない考え方を示してくれます。
今回も、夫にとって不満の残る旅になってしまったら、それで「もう二度と来ない!」とたってしまったら寂しいなぁと思っていました。
でも、「(娘は)思ったより全然楽しそうにしてたな」と満足そうでホッとしました。

私個人はさておき、娘と夫にとって楽しかったようで、それが嬉しい旅になりました。