イヤイヤが徐々に顔を見せ始めた娘。
そういう時期だと分かってはいても、ついついカッとなってしまうことがあります。
以前、1歳半健診を受けた時には保健師に自ら「イライラしてしまうことがある」とカミングアウトしていましたし、
実際、ご近所さんから虐待を疑われていても仕方ないなと思うくらい、娘の泣き声と私の怒った声に満ちた毎日です。
たまたま、夕飯の際にニュースをつけていて、その中で虐待だとか保育園の不祥事だとか、そういう内容の報道をしていました。
「私だって、虐待を疑われているかもしれないんだよなぁ」
そんなことを呟いたら、夫がポツリと一言「それはないんじゃない?」
なぜ言い切れるんだろうかと思ったのですが
「だって、1歳半健診からもう何ヵ月も経つのに、保健所から訪問とか電話とかないでしょ?」と。
さらに「娘が母になついていることは一目瞭然でしょ。本当に虐待だったら、親の言動に怯えたり固まったりするでしょ」とのこと。
夫にとっては本当に何気ない会話だったのでしょうが、娘に感情に任せて当たってしまうことをいつも悔やんでいる私の心はずいぶん軽くなりました。
以前も、授乳時代のことで何気なく救われた事があります。
普段は不満も山ほどありますが、ごくまれにこうして私を救ってくれることがあります。
だから、結局夫に敬意を抱かずにはいられない。
普段が普段なので、敬意を抱くことが悔しくもあるのですが(苦笑)、案外、こういうのが円満の鍵だったりするんでしょうか。