先日、諸事情で、娘のお迎えを初めて義母に頼みました。
予め決まっていた事情だったので、その日の朝から「今日はばあばがお迎えに来るよ。ばあばと遊ぶんだよ」と娘に言い含め、登園の申し伝えでも先生に伝えておきました。
それでも、帰宅するなり娘は大泣きをしました。
アクシデントで、一度保育園に戻ってもらわねばならず、義母は大泣きする娘をおんぶして保育園に戻ったそうです。
結局、義母が迎えに行ってから私が帰宅するまでの1時間近く、娘は泣きっぱなしだったようです。
毎週末義両親のところへ遊びに行っているので、義母にも慣れているはずでした。
父との留守番だって問題ないのだから、義母との留守番だって問題ないだろうと思っていました。
義母に平謝りしましたが、義母は「孫がこんなにパワフルだって分かって面白かったわぁ」と笑ってました。
その数日後、些細なことをこじらせて娘がイヤイヤを発動。
食事の最中に30分以上大泣きすることがありました。
泣き始めは娘の主張が汲み取れませんでした。
途中で意図は分かりましたが、母が叶えてあげられないものでしたので、諦めて泣き止むのを待つしかありませんでした。
「これは譲れない。娘の主張を通すわけにはいかない。だから泣き止むのを待つしかない」
そう頭で分かっていても、泣きすぎてえづき、それでもなお泣き続ける娘の声を聞き続けるのは精神的にかなり疲れました。
私はたかだか30分そこそこの泣きで参ってしまいました。
でも義母は1時間越えの泣きに耐えただけではなく「元気でいいわね」と笑い飛ばすだけの胆力です。
義母とはそれなりに良い関係を築いていますが、これは本当に、心の底から尊敬しました。
やはり、人を育て上げたことがあるという経験は、器を大きくするものなんでしょうか。
私も娘が独立する頃にはこれくらい器が大きくなっているといいなぁと思います。