お父さんとお留守番 | 紫苑の徒然日記

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育児を中心に、日頃感じることを気ままに。

昨日は、友人の結婚式を控え9ヶ月ぶりに美容院に行きたくて、旦那と娘にお留守番をお願いしました。

実は数週間前、保育園の役員の関係で土曜日の午前中に保育園に行く用事があったのですが、
娘が熱を出していたので「先生に伝えたい症状は全てメモしておくから通院してきてほしい」と旦那に頼んだことがありました。
保育園の用事は小1時間で終わったので急いで帰宅したのですが、家の中は私が出掛けたときと何も変わらない。
二人を探したらベッドで寝ていて「数分前までギャン泣きだったんだよ。泣き疲れてやっと寝たところ」と。
結局、娘を起こして3人で通院した、というハプニングがありました。

私が行っている美容院は自宅から徒歩5分くらい。
カットに加えてパーマも行うため、2時間はかかります。
前回の通院事件を最悪のパターンと想定し、おやつと水筒を用意しました。
旦那には「あまりに泣くようならおやつを持って美容院に連れてきていいよ」と伝え、
娘には「母ちゃんはご用でお出かけしてくるよ。12時頃には帰ってくるから、それまでお父さんと仲良くお留守番していてね」と抱っこしながら伝えました。
娘に伝えたこれは保育園での朝のお別れの儀式でもあります。
ギュッと抱き締めながら「母ちゃんはお仕事です。○時には帰ってくるから、先生とお友だちと仲良く遊んでね」と伝えると、スムーズにお別れできるのです。
家でも、少なくとも泣くことはなく出発することができました。

美容院には着いてすぐに事情を話しておきました。
「もしかしたら娘と旦那が来るかもしれない」と。
少し年配の美容師さんは快く了解してくださいました。

結局、娘と旦那が美容院に来ることはありませんでした。
美容院を出る直前に旦那にメールしたら「娘だけ先に昼食を食べ終えたところ」と返ってきました。
帰宅したら、本当にまったく泣いた形跡もなく出迎えてくれました。
前回は体調不良で母に甘えたい気持ちが強かったのでは。
そんな風に推測して終わりました。

「ベビーカーに子どもを乗せて自分の横で待たせているママもいる」
事前に美容師からそんな話も聞いていました。
でも私は、私の都合で娘を2時間もベビーカーに縛り付けておくことに抵抗がありました。
その思いを汲んでくれたのか、旦那は二つ返事で留守番を承諾してくれました。

確かにそわそわはしたけど、娘と旦那のおかげで私は伸びっぱなしでボサボサになった髪を整えることができました。
娘のことは常に頭にあったけれど、久しぶりに自分のためだけに時間を使うことができました。

8月は年に1回しか会えない友人と会う予定があり、9月には上記の通り結婚式への参列も決まっています。
どちらも娘と旦那の協力(お留守番)無しには成立せず、とはいえ通院事件の後では不安ばかりが心を占めていました。
今回、こんなにもスムーズにお留守番ミッションがクリアできたことで、少し自信がつきました。
絶賛後追い中の娘があと2回ある留守番イベントを完全に攻略できるかは娘次第です。
でも、母は母なりに色々仕度しておくから、どうか泣かずにお留守番してほしいなと今から願うばかりです。