薄れゆく記憶 | 紫苑の徒然日記

紫苑の徒然日記

育児を中心に、日頃感じることを気ままに。

出産から今まで、暇を見つけては娘の写真と動画を撮ってきました。
写真はスマホなのでいつでもすぐに見れるのですが、動画はビデオカメラで撮ってるので写真ほどは見返さない。
とにかく録り貯まる一方でした。

娘がちょうど1歳を迎えるタイミングで動画のメモリーがいっぱいになってしまったので、旦那がブルーレイレコーダーにダビングしてくれました。
で、娘の誕生会で上映会したのを皮切りに時折見返してます。

あの服、あの頃はあんなにブカブカだったんだなーとか、あの頃はあんな泣き声してたな、でも泣き方は今とあまり変わらないなとか、
そういえば乳児湿疹でお肌が可哀想だったなとか色々懐かしく思い出しました。
意外と忘れてるもんだなーなんて思いながら。

しかし一番衝撃だったのは、入院してから出産するまでの記憶が見事にぶっ飛んでいたことです。
私の記憶では入院と同時に持参したパジャマに着替えたことになってたけど、映像では病院の入院服だったり。
陣痛の間お腹に装置がくっついていた記憶がなかったり。
帝王切開だったので旦那は立ち会いできなかったのですが、「同意書なんて書いたっけ?」と聞いたら「何言ってんだ、俺が全部代わりに書いただろ」って言われて「はぁ( ・◇・)?」ってなったり。

丑三つ時から陣痛が始まり、そこからずっと飲まず食わず寝ずだったので麻酔が効いて痛みがなくなったらとにかく眠かったことと、
恐らく誤飲や嘔吐防止のためだと思うのですが喉がカラカラなのになかなか水分すら摂らせてもらえなかったことは覚えてるんですけどね。

それから、入院中は四六時中泣かれてもうしんどくてしんどくて堪らないと思ってたことしか覚えてなかったのですが、動画を見ると割と寝てるんですよね。
だって「あ、もう2時間近く寝てるー。すごい」とか言ってる。
まぁ最長でも3時間でおっぱいの時間だったからこま切れ睡眠で寝不足Maxだったし、痛み止めのお薬飲んでても痛くて仕方なかったから余裕なかったのは承知してる。
にしても余裕なさすぎだなと、当時の自分に苦笑いです。
もし第2子を授かれたら次はもっと要領よくできるかなと期待する自分と、産後のホルモンバランスの崩れをナメたらあかん、きっとで次も戦場(しかもかなり瀕死)だと悪い予感しかしない自分がせめぎあっています。

しかし見返すのは面白いですね。
これからも時々見返してみようっと。