「池谷・関彗星」と「ヘールポップ彗星」、私の人生は彗星とともに | 高知占い「ラピス二星の世界」

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皆さん、こんにちは。


私は、高校1年の時に、「池谷・関彗星」を見てから彗星の魅力に取りつかれて今日に至っています。


彗星発見者の一人、関勉氏は、高知市に在住で、世界的にも有名なコメット・ハンターです。


関勉氏は、市内の自宅でクラシックギター教室を経営しながら、屋根上に作った観測所で、彗星を探索し、今までに新彗星を6個も発見しています。


1965年に発見した「池谷・関彗星」は、肉眼でもはっきり見える彗星として、日本に天文ブームを巻き起こすきっかけとなりました。


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(池谷・関彗星  関勉氏のホームページより)


「池谷・関彗星」は、太陽に近づきすぎて、コロナに突入し、消滅するかもしれないといわれましたが、3個に分裂し、2個は生き残り周期彗星となっています。突入時の明るさは、満月よりも明るい-17等星だったそうです。


最初に出版された、「未知の星を求めて」は、「池谷・関彗星」を発見するまでのことや太陽コロナへ突入した時の観測内容など、手に汗を握るようなドラマチックな内容が詳細に書かれており、読めば読むほど益々彗星が好きになりました。


教育センター勤務時に、5年次の教員にこの感動を勉強してもらおうと、関氏に講演を依頼して、彗星発見について熱く語ってもらったことがあります。


高校時代は、学校の勉強は、ほとんどせずに星の本ばかり読み、手製の望遠鏡で、新彗星を発見してやろうと、どんなに暑くても、どんなに寒くても、毎晩観測したものです。


残念ながら、新彗星は発見できませんでしたが、今までに、日本へ現れた彗星は、ほとんど写真撮影することができ、私の宝物になっています。


下の写真は、1997年に現れた「ヘールポップ彗星」ですが、4か月も肉眼で見え続けた大彗星です。


肉眼では見えず、双眼鏡でやっと見え始めた時から、灯りのない山中へ車で移動して撮影を続けました。


3月20日に撮影した尾が2つに分かれた写真は、読売新聞に掲載されました。


下の写真は、西洋のお城と一緒に撮りたいと願っていたら、丁度お城の横に現れ、念願が叶いました。


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次の写真は、高知空港で撮影したものです。


飛行機が離陸した時の光線と、ヘールポップ彗星を狙いましたが、思い通りの写真が撮れて、これも宝物になっています。


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彗星撮影は、私のライフワークになっており、これからも撮り続けていきたいと思っています。