「自分をキレイにする為の道具が、
自分や環境を傷つけたりするものであれば、意味がありません。」
人にも地球にも優しい手作りコスメスクール ethical cosmetic代表の増岡晶子（SHOKO）です。
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ブログをご覧の皆様。
大変遅ればせながら、2023年
今年もどうぞよろしくお願い致します。
本当は年末に昨年の振り返りや
ご挨拶なども行いたかったのですが
昨年末、諸事情があって
現在ニューヨークに住んでいる父が倒れたことで
ジェットコースターのような
気持ちのアップダウンがある日々を送っており
発信にエネルギーを割く気持ちになれませんでした。
結論から言うと、父は大腸がんなのですが
今もなんとか頑張って生きてくれている状態で
私も少しずつ落ち着きを取り戻し
ようやくこうして
この数か月のことを言語化できるように
なりました。
個人的なことなので
興味のない方はすっ飛ばしてもらえたらと思いますm(__)m
ですが、特にご心配をおかけした方も多いので
こちらに自身の気持ちの整理としても
書かせていただこうと思います。
父の危篤の知らせを受けてから
何が一番辛かったかと言うと
今父がどういう状態なのか？が
わからないままずっと連絡が途絶えてしまったこと。
（事情がありNYの居場所を知らせてもらえず行くにも行けない）
生きているのか。
死んでいるのか。
もうこのまま二度と会えないのか。
自分がどこに立っているのかさえわからない。
大地がすこーーんと抜け落ちてしまったかのような
どこまでも落ちていってしまうような感覚。
昔、通信手段のない時代
戦争などに息子や夫を送り出し
生死がわからない状態で祈り待ち続ける
家族の気持ちはどれほどだったんだろう。。。
父は昔から単身赴任の時期が長かった分
うちはどちらかというと、母子家庭のような
雰囲気で育ちました。
その上、父は台湾人ですので
文化の壁、言葉の壁、世代の壁、男女の壁
色んな意味で、距離もありました。
家族だけど、一緒に過ごせた時間は
一般的な家族よりも短く
比較的疎遠でした。
それでも私は父からとても愛されていたし
私も父が大好きだったし
感謝も尊敬もしてたし
家族として気にかけていたし
ある程度高齢な父が
いつ何があってもおかしくないと
それなりに覚悟していたつもりでした。
けれど、実際に父が倒れて
父の死をリアルに感じて
自分にとって予想以上に
いかに父の存在が大きいものだったのか
いかに父を愛しているのかを
改めて思い知らされました。
現実は全然違った。
想像の何百倍も違った。
こんな時、
今まで学んできた物事の捉え方なんて
何の役にも立ちませんでした。
ただただ、つらかった。
小さいころ単身赴任先の父に会うために
母と兄と、父に会いに行っていたのですが
その帰りは、いつも私は「パパと離れたくない！！」と
泣いていたのを覚えています。
あの時のまま。
ただただ泣いて父を求める
子供の気持ちそのものでした。
全く冷静にも大人になれない。
（なる必要もないのかもしれませんが）
仕事があったから、なんとか人として
理性を保って生活することができた感じです。
もう、毎日毎日
LINEがなるたびに
「もしかしたら父がもう死んだ連絡なのではないか」
とびくびくして
寝られない日々が続いて
本当に恐怖でしかなかったです。
もっとああすればよかった。
こうすればよかった。
たくさんの後悔にも苛まれました。
よく
「そこまで長生きできたなら往生してる方だよね」
「小さい頃から両親がいない人もいるから、それに比べたら幸せだよね」
みたいに、おっしゃる方もいて
（悪気がないのはわかっています）
それもすごく頭ではわかるのだけど
「私にとって」父の死と向き合うのは
人生で初めてのことなのです。
どれだけ自分が年を重ねていても
他の人の環境と比較して幸せだったとしても
それが納得できる理由にはなりません。
けれど、こうなって初めて
気づけた気持ちや感覚もたくさんあって。
周りの優しさに本当に助けられて。
ある意味それは、父からの贈り物でもあって、、
気持ちがぐちゃぐちゃになりながらも
結局自分ができることは
父の願い通り
私が幸せで元気でいることなのだと。
ようやく前を向き始めました。
今ようやく連絡が取れて
少しだけ父の状態が落ち着いたことがわかって
ずっとずっと気をはって過ごしていましたが
春に近づく雪解けのように
ちょっとずつ心も落ち着いてきています。
でも、いずれやってくる父の死に対して
後悔しないように
今はとにかく生きている間に
父にひたすらに愛と感謝を伝え
（もちろん母に対しても）
父がいつか天に召される最後の最後まで
どうか安らかに過ごせますようにと、
毎日ひたすら祈って過ごしています。
そして、このリアルを経験してから
幸いにも私は、より以前にもまして
『自分自身が愛でいること』の大切さを実感し
今の私を創って下さった
すべての繋がりに、本当に心から
感謝を感じれるようになりました。
そして、生きとし生けるものすべての
『命』という存在の尊さや
この残酷で美しい世界の一部に
自分がいることについても。
両親からもらった愛の大きさには
到底かないませんが
生きている限り、この命を使って
できるだけより大きな「愛」を循環させていきたい。
静かに。ただひたすら静かに
また、自分に誓いました。
まだ、いろんなことを自分の中で
整理しながら進んでいるので
今年は仕事についても
あまりスピード感は出せそうにないですが
あらためて
今まで築き上げてきたものと
これから創り出していきたいものとを
しっかり統合し
また、皆様に喜んでいただき
かつ、世界がより優しくなるような
ものを今年もお届けしていきたいと
思っております。
どうぞ、今後共
よろしくお願い致します。m(__)ｍ
ここまでご覧くださった皆様、
ありがとうございました♡
Let's love this earth we live on.
Let's share our love with each other.
Let's fill this world with love.
私たちが生きるこの地球を愛そう。
お互いに愛を分かち合おう。
この世界を愛で満たそう。
ethical cosmetic（エシカルコスメティック）
増岡晶子（ますおかしょうこ）
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人にも地球にも優しい手作りコスメスクール
＞＞ロゴに込めた想い
全ての人が循環を意識した世界で自分は一人ではなくすべてと繋がっているのだと
思い出してくれますように。
そしてこの混乱期を乗り越えた先でみんながお互いを分かち合って
笑顔で生きる未来を創造できますように。
ちなみにこの「循環」は
わたしの一生のテーマでもあります。
ethical cosmeticのロゴにも∞のマークが入ってます♡
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