手っ取り早く、仲間を作る方法 | 野心家サラリーマンの昇給・昇進スキルアップ講座

手っ取り早く、仲間を作る方法

こんにちは、イナミネです。

人との関係をよくすることが、仕事上も栄達も、そして幸福が得られるポイントです。

そのために、手っ取り早く仲間意識を作る禁断の方法があります。

それは、、、

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共通の敵を作ること。

共通の敵を作ると、人は共感を持ちやすくなります。

「あいつ、腹立つよなー」という話が、盛り上がった経験はだれしもあるはずです。

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この共通の敵作戦は、規模の大小を問わず活用されています。

ヤマト運輸を普通の長距離トラック会社から、今の個口配送ビジネスに転換して、大成長させた名経営者、小倉昌男氏は、当時郵便局の対応の悪さをターゲットにして、商売を始めました。

これが第一の敵。

さらに宅配便の規制緩和について、運輸省、郵政省と激しく対立、新聞一面を使っての意見広告と、一歩も引かない姿勢をみせました。これが第二の敵。

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小倉社長は、ゴルフ宅急便や、スキー宅急便の開発や、ロゴに秘めたメッセージなど、他にもマーケティング的に優れた手腕を発揮した方です。

しかし、飛躍的に大きな成長を生んだ、この「敵」をつくる作戦も優れていました。

顧客へ優れたサービスを提供したいという義憤もあったでしょうが、一方でこの「敵」を作って国民の共感を得る、ということも計算していたはずです。

最近では、ソフトバンクが同じように、携帯をめぐって国を悪者にしていましたね。

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さらに、国家ぐるみでも、「アルカーイダは国民の敵」と言ったブッシュ大統領も、真珠湾攻撃を利用して反戦だった世論を転換したルーズベルト大統領も、このロジックを活用しています。

個人レベルでいえば、さっきの「あいつ腹立つよなー」です(笑)。

でも、個人攻撃は、結局こちらに戻ってきます。

お勧めするのは、慣習や制度、方法など、人ではないものを敵にすることです。

「変な業界内慣習をやめよう」

「もっと人を評価できる方法を考えよう」

「あの競合を、グウの音もでないほどやっつける方法を考えよう」

といった感じでしょうか?


そこには、やはり正義がないといけませんよね。


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