「だから?」、「つまりは?」と自分に問う | 野心家サラリーマンの昇給・昇進スキルアップ講座

「だから?」、「つまりは?」と自分に問う

こんにちは。イナミネです。

今日は寝不足です。。。

なぜって、そりゃあアジアカップの決勝でしょう。

なんだか押され気味の試合展開でしたが、最後のボレーシュートで溜飲を下げました。

あと、最後のロスタイム、ゴール前のもみ合いの怖かったこと。。。過去にもみ合いからポロっと、ゴールに放り込まれるシーンを何度も見ましたからね。

ともあれ、おめでとう、日本チーム。

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さて、話は代わって、私が企画業務を担当しはじめたころのことです。

あたらしく配属された部著の上司に指示されて、市場調査に出かけました。

自社の製品を置いてくれているお店の陳列状況の視察と店員へのヒアリングに、店舗を回り、その結果を報告します。

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「A店舗での陳列状況はこうで、B店舗では店員さんはこう言いました。」

5分ほど、あれこれ一方的に話したでしょうか。

それまで黙って聞いていた上司は一言。

「だから、結局どうなっているの?」

そのときの私は。。。

頭に血が上りました(笑)。あんなにいろいろ説明したのに。何も聞いていないのか!

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その後、顔が引きつった私がどのような言動に出たかはともかく(笑い)、

若造の私に、上司が教えてくれたのは

「状況がいろいろなのはわかった。そこでの問題点はないのか。あるとしたら何か?対応策はないか?それを考えろ。」

ということでした。

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普段の仕事も、いろいろな細かな状況に目が行きがちです。

たとえば、

 今月の売り上げの伸び

 客先との決着が付かない、案件

 先に控えている展示会の準備状況

 上司への報告の材料

それぞれの、細かな数値や動向は気になるでしょう。

でも、一番の問題は何か、背景で何が起きているか、それをどうするのか、を考えることが状況を整理して理解することに近づきます。

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その本質を考えるための質問が

「だから、何」

「結局、どうなっているの?」

「問題は何だ」


です。

その結果、本当の問題をさがすようになり、本質をついた思考にたどりつく。

上司への報告や、同僚への説明もこれをもとに行います。

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「結局、どうなっている?」「だから何?」

上司に言われる前に、自分で自分に問うてみましょう。

どうせ言われるのですから。


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