うつろい たゆたう自ら戒めたことでさえ 守りきれずに 水たまりに落ちた滴は どこまでも波紋を広げてゆく 揺らいでしまった心は 釣合人形(※)のように 静かにうつろい揺れ踊る おどけ笑う道化の素顔に いったい誰が気付くだろうか 悟られぬように 道化はただひたすらに 戯曲に合わせて静かに笑う