前回、初めての面談で、本格的に志望校を考えなければいけないと気付いた時のことを書きましたので、その次の学校選びのステップとして動いた「合同学校説明会イベント」のことを書きたいと思います。

          *               *               *

私(父)が初めて合同説明会を訪れたのは、小学校5年生の春、東京国際フォーラムで行われたイベントだったと思います。

「初めてだし、ひと通りの学校を軽く見てみようかな」という気持ちで出かけたのですが、
会場に着いてみるとあまりに広く、あまりにたくさんの学校が有ることが分かり、「ひと通り」なんてとても無理だということに気づきました。
(会場や、参加校数を見た時点で気付くべきな気もしますが、お恥ずかしい…。)

それならばということで、スマートフォンから日能研さんのホームページにアクセスして、会場の角っこで『簡単な学校リスト』を作ることにしました。

超難関校のようなところでピント外れなことを聞いて恥ずかしい思いをするのもイヤですし、全く通えないような場所の学校のお話を聞いても(お互いに)時間の無駄になるしと考え、まずは以下の3点を調べて一覧にしてみました。

・偏差値
・共学、女子校の別
・学校の最寄駅

ここでどの項目を選んでリストにするのかはご家庭ごとに違うのだと思いますが、
我が家の場合は、あまり無理せずに通える場所かどうかは重要視している点でしたので、「最寄駅」を項目に入れました。


 例えば ↓     ↓   このような感じになります。

60 鷗友学園(経堂・宮の坂)

60 青山学院(渋谷・表参道)

55 法政大(井の頭公園)

54 日本女子大(読売ランド前)

50  共立女子(神保町)

50  品川女子学院(北品川)



 そんなことで、バタバタとしながらも初めての合同説明会イベントで、色々な学校の先生とお話をさせてもらうことができました。


『色々な学校が有るのだなぁ…』

『学校ごとに結構違いがあるものだなぁ』

と感じながら帰途に着いたことを思い出します。


        *               *               *


さて、その後、別の機会には妻と娘と3人でも、大きな合同説明会イベントにお邪魔したことがありましたが、

その際にも「簡単な学校リスト」はずいぶんと役に立ちました。


また、この「リスト」は、スマートフォンに入っているととても便利でした。


・どの学校のブースに行ったかのチェック

・どんな話をしたか、特徴などのメモ

・どんな印象を受けたかのメモ

     等々を、ササっと記録しておけます。


1日にいくつもの学校のお話を聞くと、どうしても記憶が混乱してしまいますので、ぜひ後からゆっくり見直すためにもメモをしておくことをおすすめしたいと思います。


そして、次回以降に詳しく書きたいと思っていますが、

私はこの後「簡単な学校リスト」をベースに、志望校の候補を表にしていったのですが、

その際にも、手書きではなく、データで記録が残っていると転記したりするのが楽になったと感じています。


        *               *               *


当たり前のことですよと怒られてしまうかもしれませんが、やはり合同説明会イベントには、ある程度の“予習”はしてから行った方がいいという点と、

せっかくうかがった先生のお話や、その際の印象などは、しっかりメモを残しておくと後日役に立つという点をお伝えしておきたかったです。



いつか、どなたかのお役に立てば幸いです。



(2019.8.26)







引き続き“志望校選び”についてです。

我が家はちょっと特殊なのかもしれないですが、「中学を受験しよう」という考えだけを持って入塾を決めたということもあり、
受験勉強を始める段階では、どこの学校に行って欲しいという考えは全く持っていないというところからのスタートでした。

          *                *                *

それどころか、4年生の12月の冬期講習から塾に通い始めてからも、私も奥さんも、自宅の近くに有る学校以外には、どんな学校が有るのかすらイメージができていない状態で、
5年生の5月に初めて行っていただいた個別面談では、クラス担当の先生から
「今の成績などは気にせず、親御さんとしては、ここを目指したいというような学校はありますか?」
と聞かれ、夫婦で顔を見合わせてしまいました…。

先生は、「親御さんが『絶対この学校でないと!』となってしまうより、気楽に考えていてくれた方がむしろ良いと思いますよ。」とは言ってくださいましたが、
きっと、ずいぶんとのんびりした家族だなぁと思われたのではないかと思います。

          *                *                *

さて、こんな我が家に対して、先生は「こんな学校を目指してはいかがですか?」と提案をしてくださいました。
ひとつは名前だけは知っていたA中学校、もうひとつは初めて名前を聞くB中学校の2校でした。

「今からでも十分目指していい学校だと思います。」

「少し上の学校を目標にしないと、これから一生懸命勉強する理由がなくなってしまいますよね?」

などと言われ、「なるほど、そうやってどんどん上へ上へ目指していくことになるんだなぁ…」と思ったことを思い出します。


その後、色々な学校の説明会や文化祭にうかがったりして、志望校選びを進めていきましたが、
結局、6年生の始め頃までは、始めは“名前も知らなかった”B中学校が第一志望の学校になっていました。

しかも後に娘は、『体が二つあったら、(入学が決まった学校とは別に)A中学校にも行きたかった』と言っていましたから、
結果的に、先生のご提案はかなり的確なアドバイスだったようです。

          *               *               *

振り返ると、5年生になってから初めて学校のことを考えるというのは、ちょっとのんびりしすぎていたのかなぁとは思いますが、
一方で、最終結論を出す6年生の後半までには、成績も変わりますし、その間に気に入った学校が見つかるかもしれません。

実際に、娘が通うことになった学校は、6年生になるまでは全く名前の出ていなかった学校でした。

学校選びだけは、お友達のご家族とも話題にしづらいテーマなのかと思いますので、
もし、「ここ」という学校がまだ見つかっていないようでしたら、塾の先生に「ウチの子に良さそうな学校ないですか?」と聞いてみるのも良いのかもしれません。

大手塾の先生であれば学校の情報もたくさんお持ちですし、普段の子供の様子も知っていてくれるので、
それなりのアドバイスをいただけるのではないかなと思います。


たわいもない話になりましたが、どなたかの参考になりましたら幸いです。


(2019.7.18)







ここからは、「まとめ」のなかでも“志望校選び”に関係することを書いていきたいと思います。

志望校選びにも、色々な段階があるかと思いますので、まずはどんな学校があるのかを調べるという初期の段階からと思いましたが、
タイムリーなので、今回は特に『私学フェア』のことを書いてみようかと思います。

          *               *               *

SAPIXさんと、早稲田アカデミーさんでは、色々な学校で塾主催の「学校説明会」を開催されていますね。
これらのイベントは平日の昼間の開催なので、我が家では奥さんが何度か参加してきてくれました。

同じように日能研さんは、『私学のナカミを知る会』として、日能研の教室を使った学校ごとの比較的小規模の説明会を開催してくれます。
そしてもうひとつ『私学フェア』という大きな規模の合同説明会イベントを毎年企画されています。

我が家は5年生、6年生の二回、東京会場(青学)にうかがいました。
私は、このイベントは好きだったなという印象をもっていますのでその点を残しておきます。

          *               *               *

好きなところ〔1〕
会場が大学の教室なので、訪問される方が多い学校(人気のある学校)には、大きめの教室を割り振ってくださっています。
また、椅子に座って前の方の相談が終わるのを待つことができるので、是非お話しを聞きたいと思っている学校がある場合には待ちやすいし、逆に後ろの方に気兼ねせずゆっくりお話ができる雰囲気がありました。
この点は、大きなコンベンションセンターで開催される合同説明会とは一番違う点だと感じました。


好きなところ〔2〕
単に学校の名前順ではなく、男子校・女子校・共学校でフロアを分けてくれています。(横浜は違うかもしれません…)

ある程度、学校のイメージがついている方だと回りやすいですし、
まだ学校のことを考え始めたばかりの方でも、自動的に男子校(もしくは女子校)が省かれる形になるのは分かりやすい配置だったと思います。

なお、特に偏差値が上位で、訪問される方が多い超絶人気校は、男女問わず、エスカレーターが無い一番上のフロアになっていました。(東京会場)

『そうかこの辺りの学校に行きたければ、自分でもう一踏ん張りしないといけないんだなぁ』と思った記憶があります。


好きなところ〔3〕
大学が会場なので、「学食」でご飯を食べられます
日能研に通われているお子さんは、公開模試の会場にもなっているので、模試の前後に参加するのにとても便利です。
もちろん、お安いですしね!

こんな機会にご夫婦で学生の頃の話しをするというのも、子供にとっては新鮮だと思いますし、
中学受験はゴールではなく、いずれ自分も大学生になるのだというイメージを持たせることができるのも良い点だと感じていました。


          *               *               *

そして、最後に人気校のミニ説明会が行われるのも、「私学フェア」の特色だと思います。
今年のホームページを拝見すると、女子校だと「鷗友学園」「吉祥女子」「頌栄女子学院」など注目校のミニ説明会があるようですね。(ウチは女の子でしたので、偏っていてすいません…。)
共学だと、「広尾学園」や、「三田国際学園」なども開催されるようです。

もちろん、一つ前の学校くらい(≒20分くらい前)からは、並んだりしなければなりませんでしたが、気になる学校の説明会を、予約無しで、かつまとめて聞くことができるのは大きなメリットだと思いました。

          *               *               *

6年生の後半になってくると、それまであまり考えていなかったとしても、併願戦略上、受験する学校が出てくるということもありますので、
親の役割として、夏休み前のこの時期に幅広い学校に興味を持ち、アンテナを張っておくことはとても大切なことだったと思っています。
 

どなたかの参考になりましたら幸いです。


(2019.6.30)