６月２９日web
またまたセンターに行きました。
迷い犬でシェア拡散をお願いしていた老犬くん。
２３日で公示切れとなり、翌２４日にセンター入りとなっておりました。
死んだように倒れ動かない。
声をかけても無反応。
通報時、遺体と間違われていたほどピクリともしない。
唯一、起き上がった写真が撮れたのは、我が息子が「わんわ、かわいいね～！」と捕獲器にへばりついて大声で話しかけた時でした(^_^;)
さすがに驚いたかな
センターに入った週末…
ある方からお問い合わせを頂きました。
老犬くんのその後を心配してくださり、まだ間に合うのなら、看取り覚悟でお迎えしたいと…。
恐らく、処分対象から外れることは難しい状況の老犬くん。
間に合うかどうか…
急いでセンターに連絡を入れ、無事を確認。
事情をお伝えし、引き出すことになりました。
センターにて。
リードをつけ、立ち上がらせると、なんとか自分の足で歩きました。
ゆっくりゆっくり…
フラフラですが、がんばります。
神奈川県 F 様
お気づきの方もいらっしゃるでしょうか
F 様は、いつもピンチの時に駆けつけてくださるヒーローのような方です
我が家からもすでにお世話になっている元保護っこ達がいます
今回、我が家はすでに満杯状態…
ただ寝ているだけの老犬くんを置いてあげるだけのスペースすら取れず…( T∀T)
無理を言ってセンターまでお迎えに来て頂きました。
お忙しい中、遠方にも関わらず、すぐに飛んできてくださったF 様に感謝ですm(_ _)m
車内にはふかふかの毛布を敷いてくださっていました。
冷たく固い床とはおさらばです
F 様に優しく声をかけられ、撫でられて…もう大丈夫。
例えすぐに看取ることになっても、最後はふかふかのお布団の上で…
そうおっしゃってくださるF 様。
少し前に、F 様に助けて頂いたせいじくん
体中ボロボロで、悪い状態と思われていましたが、病院に行ったら、すべて古い傷だったとのこと。
噛まれたような傷跡や、あちこちにあるハゲの中には、火傷と思われるものもあり…
もしかしたら、虐待されていたのかもしれないとのことでした。
今はF 様宅で、心の傷を癒すようゆっくりのんびり見守って頂いております
私がF 様に初めて託したしずくちゃん
ネグレクトの末、ガリガリでしたが、こんなに丸々優しいお顔になりました
秋田犬ブリーダー崩壊の時にも駆けつけてくださり、一番年上でボロボロだったシータくんを家族にしてくださいました
今では別犬のようにピッカピカです
先住犬のトーマスくんも元保護犬
さらにリズさんという元保護犬、そして先住猫さん達
みんなで愛情いっぱいの毎日を送っています
そんな大家族の一員にお迎えして頂いた彼…新しいお名前・ヤックルくんとなりました
ヤックルくんは、センターでは食欲も落ち、なんとか缶詰めなら食べる…という状態でしたが、F 様宅では、カリカリをガツガツ完食
とのこと
しっぽフリフリご機嫌のようです
ふかふかのお布団、気持ちいいね～
ちゃんとふかふかした場所を寝床と認識しているとのことです
すぐに見送ることになるかもしれない、すぐに介護が必要になるかもしれない…
老犬をお迎えするということは、すごく覚悟のいることです。
私はいつもF 様の腹を据えた決断力…潔さに感服致します。
私自身、ヤックルくんには何もしてあげられませんでしたから…
本当に感謝ですm(_ _)m
ヤックルくん、君はもうひとりじゃないね。
賑やかなおうちで、幸せを満喫してね
末永く…よろしくお願い致します