タイ、接種証明要求を撤回 水際対策、迷走続く/ タイ、大麻中毒者4倍に 解禁後半年 政権内に亀裂
タイ、接種証明要求を撤回 水際対策、迷走続く/ タイ、大麻中毒者4倍に 解禁後半年 政権内に亀裂タイ、接種証明要求を撤回 水際対策、迷走続く 【バンコク】タイのアヌティン保健相は9日、海外からの渡航者に新型コロナウイルスのワクチン接種証明提示を求める措置を撤回すると表明した。中国からの渡航者急増に備え同日施行したばかりで、国内外の観光業界などから強い反発の声が上がっていた。 観光産業の回復に向けて中国人客に期待する一方、コロナ感染拡大を防ぐ必要にも迫られ、タイ政府の水際対策は迷走を続けている。 アヌティン氏は記者団に対し、中国を含む世界各国で既に十分なワクチン接種が行われたと述べ、措置撤回を正当化した。////タイ、大麻中毒者4倍に 解禁後半年 政権内に亀裂【バンコク】タイで大麻の栽培が合法化されて半年あまりがたった。世界でもほぼ前例のない事実上の全面解禁だが、混乱が目立つ。吸引は医療目的に限定しているが、実際には娯楽での使用が後を絶たないためだ。大麻の中毒者は解禁前の4倍近くに増え、政権内でも批判が噴出している。////タイ王女が意識不明 マイコプラズマに感染か 「心臓に炎症 深刻な不整脈に」王室発表タイのワチラロンコン国王の長女、パチャラキティヤパー王女(44)は、先月、飼い犬の訓練中に意識を失い、首都バンコクの病院に入院しました。タイ王室は8日、王女が意識不明となった原因について、「マイコプラズマに感染して心臓に炎症が起き、深刻な不整脈となったため」と発表しました。「マイコプラズマ」は、肺炎などを引き起こす細菌の一種です。王室によりますと、王女は現在も意識がないということです。王室は、「心臓や肺などの機能を助ける装置を使用し医療スタッフが状態を観察している」としています。////タイ 記録的な円安でタイバーツも上昇、タイでは1000円あれば何ができるのか年末年始の観光地として人気のバンコク皆さんの中も年末年始の機会に旅行出かけられた方が多いのではないでしょうか?大手旅行会社HISが発表した年末年始の海外旅行予約動向(https://www.his.co.jp/news/13255.html)によると、人気の旅行先は1位がソウル、2位がハワイ、3位がバンコクになっています。日本から飛行機で6~7時間と比較的近く、ショッピングもグルメも楽しいバンコク。ただ、記録的な円安が続き、タイバーツも円に対して上昇しています。そんな中、1,000円(約250タイバーツ)で「何が買えて」「何ができる」のかをご紹介しましょう!ちなみに、タイの物価ですが、一般論として、日本の3分の1程度と言われています。ただ、物やサービスによって、その幅は大きく違ってきます。ドミトリーなら千円でよりどりみどり!ホテルも格安。*写真はイメージですまずは肝心の宿泊施設から。今日(12月20日)にホテル予約サイトのアゴダでバンコクの安宿を探してみると、ドミトリー(相部屋)形式のホステルなら200バーツ(約870円)でよりどりみどり。中には100バーツ(約390円)以下の宿も!ホステルなら、世界中のバックパッカーが集まるカオサン地区が最も選択肢が多いやすいですが、街の中心部であるプラトゥーナム地区やスクンビット地区でも探すことができます。後者の方が移動には便利です。また「さすがにドミトリーは無理」という方はシングルルームを500バーツ(約2,000円)ぐらいから探すことができます。またアパートの一室貸しタイプであれば300バーツ(約1,180円)ぐらいで見つかりました。コロナ禍が収束し、観光客が戻ってきているとはいえ、未だにその数は以前の70~80パーセント程度と言われています。そんな状況ですから、宿は探しやすいと言えます。定番の屋台飯なら3食でお釣りがくる!タイ式チャーハン。タイの柑橘果物を絞ってかけて食べるタイといえばグルメ天国ですよね!ご飯ものから麺類、デザートまでバラエティ豊富。その上、安食堂や屋台なら今でも格安で食べることができます。自分の宿の近くをフラフラ歩いていれば、地元の人行きつけのそういった店を必ず見つけることができます。カオパット(タイ風チャーハン)やカオマンガイ(鶏ご飯)、クイティオ(米麺)などなど目移りしてしまいます。値段は1皿50バーツ(約197円)ぐらい。ですから3食ずっと屋台なら1日150バーツ(590円)。他にフルーツやデザートなども買う余裕があります。タイ語ができなくても、スマホで料理の写真を見せれば大丈夫。ただ、辛いのが苦手な人は「コー・マイ・ペット(辛くしないで)」と言ってください。吉野家は高級店!タイの吉野家はレストラン方式エアコンの効いたフードコートで食べる場合、1食60~80バーツ(約236~315円)ぐらいと少しだけ上がります。またレストラン形式の店であれば1食150バーツ(約590円)ぐらいから。吉野家や大戸屋などお馴染みのチェーンのバンコク支店もあります。しかし日本では私たち庶民の味方であるこれらの店、タイでは「中級レストラン」に属します。値段は日本よりも少し高めのぐらいの設定です。また水は有料でサービス料金が加算されることもあります。食費を抑えたい場合は、日本に帰国するまでグッと我慢したほうがいいのかもしれません。タクシーは超格安、しかし……安いが使うのが面倒な流しのタクシー今度は交通機関です。タイではタクシーが格安で利用できます。なんと初乗り35バーツ(約138円)から。バンコクの2つの国際空港から市内まで200~300バーツ(約788~1,180円)ぐらいです。しかし、乗車拒否は当たり前、メーター使用を拒否してぼったくり値段を要求してくるなど、その評判は最悪です。今は配車アプリのサービスがタイでも普及していますので、料金は少し高めになりますが、そちらの使用をお勧めします。また良いタクシー運転手と出会えたとしても、世界的に悪名高いバンコクの渋滞があります。BTS(高架鉄道)やMRT(地下鉄)などであれば、時間を無駄にすることなくスムースに移動が可能です。1日券はBTSが140バーツ(約550円)、MRTは120バーツ(約472円)です。また一番お金がかからないバスなら8バーツ(約31円)から乗車できます。ただ時刻表もなく、英語も通じませんので観光客の利用にはレベル高めです(笑)。疲れた体を癒すマッサージで〆!古式マッサージでリフレッシュタイの古式マッサージ。もともと伝統医療として寺院で行われていたのが起源です。今でもその総本山であるワット・ポー寺院(巨大な寝釈迦で有名)でマッサージを受けることができます。また市内の至る所にマッサージ店があり、料金は1時間250バーツ(約984円)ぐらいからです。旅の疲れを癒すのに最高! それも日本の価格の5~6分の1程度で済みます。さて、観光に絡んだ物価のお話をしてきましたが、タイに暮らしている私の実感を最後に話させてください。先述のように、人件費が安いことから屋台やマッサージは今でもお得。しかし、ちょっとした生活用品(ノート、ペン、服等)が意外と高め。その上、質は良くありません。DAISOがタイ全土に100店以上あるのですが、値段は60バーツ(約236円)と日本の2倍以上です。それでも人気なのは、現地企業の製品が質がいかに悪いかの証明だと思います。日本のように流通経路やしっかりしていなくて、工場や小売店で働くの人の稼働能力の低さが料金と質に影響しているのだと推測しています。何が安いか高いかを見極めると、よりお得にタイ滞在を楽しめることと思います!////