タイ国王と王妃が新型コロナ陽性 王女は心疾患でヘリ搬送/タイ、総選挙へ動き本格化 元首相娘「顔」に、新党も/タイの夜遊びスポット復活も…日本人はため息 円安の影響で「とても気軽に遊べる価格ではないよ」


 

タイ国王と王妃が新型コロナ陽性 王女は心疾患でヘリ搬送


 

タイ王室は17日、ワチラロンコン国王とスティダー王妃が16日夜に受けた新型コロナウイルスの検査で陽性となったと発表した。軽症だという。医師団は当面の間、公務を控えることを提言した。

 

 一方、王室は15日、ワチラロンコン国王の長女であるパチャラキティヤパー王女が心臓疾患で入院したと発表した。同王女は他の王女や王子とともに王位継承資格を持つ。

 

 王室によるとパチャラキティヤパー王女は14日夕、タイ東北部のナコンラチャシマ県で開催されている軍主催のイベントに参加するため飼い犬を訓練していたときに心臓の疾患で意識を失い、地元の病院に搬送された。状態が安定した後、ヘリコプターでバンコクの病院に移された。

 

 国王と王妃は15、16の両日、王女の入院する病院を訪れていた。

 

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タイの王女、犬の訓練中に意識失う…心臓疾患か


 

【バンコク】タイ王室庁は15日、タイのワチラロンコン国王の長女、パチャラキティヤパー王女(44)が心臓の疾患で意識を失い、首都バンコクの病院で治療を受けていると発表した。


 

 発表によると、パチャラキティヤパー王女は14日、タイ東北部ナコンラチャシマー県で飼い犬の訓練中に意識を失った。

 

 パチャラキティヤパー王女は駐オーストリア大使などを歴任し、女性受刑者の社会復帰支援などに取り組んでいる。国王はまだ後継指名をしていないが、パチャラキティヤパー王女と別の王女、王子3人が王位継承資格を持っている。

 

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タイ、総選挙へ動き本格化 元首相娘「顔」に、新党も



 

【バンコク共同】来年5月までに実施されるタイ総選挙に向け、各党の動きが本格化してきた。最大野党「タイ貢献党」は、タクシン元首相の次女ペートンタン氏(36)を「選挙の顔」にして大勝を期す。ただ妊娠が判明し、選挙戦に支障が出るとの声も上がる。プラユット首相(68)は続投を目指し、新党に合流するとみられている。

 

 タイ貢献党は今月6日の特別会合で、1日当たりの最低賃金を600バーツ(約2300円)に引き上げることを柱とした選挙公約を明らかにした。ペートンタン氏は「妊娠していることで強いエネルギーをもらっている」と語り、選挙戦を率いていく決意を示した。


 

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タイの夜遊びスポット復活も…日本人はため息 円安の影響で「とても気軽に遊べる価格ではないよ」


 

【盛り場より愛を込めて】

 

11月に約1年ぶりにタイを訪ねた。タイ政府は今年9月、2020年3月からタイ全土に適用してきた非常事態宣言を解除した。10月より入国制限も撤廃され、コロナ禍前と変わらない旅行ができるようになったのだ。

 

昨年末にタイを訪れた際は、まだ非常事態宣言下でナイトライフには少し寂しい状態だった。リゾート地のパタヤでも開いていたのはバービアやレストラン営業をするゴーゴーバー程度。男性の夜遊びにはそれらの店にいる女性と交渉するしかなかった。無論、それは表向きで、マッサージ店での直接交渉や、出会い系とデリヘルを合わせたような新形態の風俗「サイドライン」など、〝抜け道〟もあったのだが。

 

さて、現在のパタヤの夜遊び事情はどうか。随一の繁華街、ウォーキングストリートはゴーゴーバー、バービア、ライブバーなどが立ち並ぶ観光客にも人気のスポット。昨年末は営業規制でほとんどの店が閉めていたが、それも解除されて、8割近くが再開していた。

 

ただしゴーゴーバーでの女性の連れ出しは、コロナ前より1000~2000バーツほど値上がりしていて、人気店の相場はショートコース4000バーツ(約1万5600円)、ロングコース7000バーツ(約2万7300円)ほど。円安の影響もあって、ある日本人男性旅行者は「とても気軽に遊べる価格ではないよ」と肩を落としていた。

 

フードコートで知られるツリータウン周辺は、コロナ禍でもいち早くバービアが再開し、昨年末はパタヤで最も〝密〟な地域だった。感染拡大の中心となり年明けに一時閉鎖もされたが、現在はウォーキングストリートが再開して客も分散されたのか、欧米人の長期滞在者やリタイアメント組が多い本来の客層に戻ったように見えた。

 

いまやパタヤのナイトスポットはほぼ復活したと言っていい。年末年始には多くの日本人観光客も訪れることだろう。

 

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タイの人が訪れたい日本の観光地 3位「ディズニーランド」、2位「北海道」、1位は?


 

 海外向け決済サービスなどを手掛けるインタセクト・コミュニケーションズ(東京都千代田区)は、タイで「日本旅行に関するアンケート調査」を実施し約600人から回答を得た。行ってみたい日本の観光地1位は「富士山」だった。

 

【行ってみたい日本の観光地ランキング】

 

タイ在住者が海外旅行で行きたい国は?

 タイ在住者に海外旅行で行きたい国を聞いたところ、1位は大差をつけて「日本」(467人/78.6%)、2位は「欧州」(58人/9.8%)、3位は「韓国」(23人/3.9%)という結果となった。

 

 日本旅行をするタイミングは「3カ月以内」が104件(17.4%)、「1年以上先」が356件(59.7%)で、まだ海外旅行に対して慎重な意見が多かった。

 

行ってみたい日本の観光地は?

 「行ってみたい日本の観光地」で1位になったのは「富士山」(137人/23.0%)、2位は「北海道」(110人/18.5%)で、自然を満喫できる観光地が人気を集めた。

 

 3位は「東京ディズニーリゾート」(74人/12.4%)、4位は「東京」(63人/10.6%)。日本のアニメ人気を反映して「聖地巡礼」をしたいという回答も見られた。

 

海外旅行での不安要素は?

 「海外旅行での不安要素は?」という問いで最も多かった回答は「体調不良」(268人/45.0%)で、コロナ禍の影響を受ける結果となった。2位は「言葉が通じない」(253人/42.4%)だった。

 

 調査はタイ本土の19歳以上を対象に、11月2日~20日に実施し596人から回答を得た。


 

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ロストバゲージを防ぐための4つの対策   メモ

「ネームタグとスマートタグ」
□旅行行程と宿泊先をまとめたメモ( ロストバゲージの申請を行うときに必要 英語メモ)
□スーツケースの特徴を書いたメモ(写真)
□1〜2日分の着替え・洗面用具(常備薬も手荷物に。女性は生理用品も忘れずに。)
□貴重品(手荷物に)
ロストバゲージ対策


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