スイスで胃がん - その2 | スイスで乳がん - Breast Cancer - Swiss experience

スイスで乳がん - Breast Cancer - Swiss experience

HER2陽性でした。治ったみたいです。
わたしもネット情報にくぎ付けになった患者の一人です。
スイスでのがん治療・対応について、
具体的な体験を書いていきます。
世界のどこかの誰かにとって参考になりますように。

病院

アルゼンチン・フランス人のMさんはスイスで胃がんを告知され、内臓をバッサリ切った。

 

画面上では会っていたけれど、2年ぶりくらいにスイスで再会した身体はガリガリ。

 

半分くらいに小さく見えた。

 

抗がん剤の直後は足元がフラフラ。

 

私もそうだった。

 

Mさんは痩せて胸が小さくなったと嘆いている。

 

私は日本人で元々胸が小さかったから、全摘しても大して変わらなくて楽ちんだというと、ケラケラ笑った。

 

こういうジョークはイイ。

 

乙女のトキメキ乙女のトキメキ

 

Mさんは時々急に「お腹がいたい」とトイレに行く。

 

どうも食べ物によって調子が悪くなるものがあるようだ。

 

昔どおり何でも食べる。医者もそれがイイと言っているそうだ。

 

ごはん日記をつけて、体に合うものとそうでないもののリストを作る予定だ。

 

でも、1日に少しづつ5-6回食べるから書き忘れる。

 

りんごバナナぶどうぶどうにんじんきのこサラダチーズパンお茶赤ワイン

 

そんなMさんのマイ・ブームはヨガ。ドキドキ

 

「マスターしたのよ、教えてあげる~」

 

とアパートの床でお気に入り30分コースを手ほどきしてくれた。

 

30分間ほとんど座ってゆっくり時間をかけて動く。

 

ポーズひとつにたっぷり1分。

 

それから、とにかく吸って吐いて、おなかの底に力をいれて

 

くちびる「フッ、フッ、フッ」と何十回も内臓マッサージ。

 

そうか、胃がん闘病中の人向けなんだな。

 

Mさんがくちびる「フッ、フッ、フッ」と吐きながら上半身を左右にふっている。

 

これもたっぷり2分。

 

結構長い。

 

Mさんは呼吸法がとっても気持ちがいいみたいだ。

 

私はドックポーズとか、ハトポーズのようなストレッチが好き。

 

ただ、毎日自分の好きな同じポーズばかりする。

 

「フッ、フッ、フッ」呼吸を日課に導入しようと思った。

 

でも、実行はまだだ。キョロキョロ

 

ああ、懐かしのスイス・アルプスでのヨガ合宿。

 

また行けるといいな。

 

筋肉

 

ちょっと無理しても、やりたい事は実行恋の矢

 

「あとで」はやめた。

 

命拾いをしたMさんと私の合言葉だ。

 

まじかるクラウンまじかるクラウンまじかるクラウン

つづく

 

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