おはよん(*゚▽゚*)/なぁー
らんです!
第6話をお届けしまーす!
闇竜の神殿で追いかけられたうらんたち。
目の前が真っ暗になって……どうなっちゃうのかな、かな(ó﹏ò。)
緊迫の第六話。スタートです〜!
ぶーーーー(はじまる音)
ぴちょ…………
ぴちょ…………
何かが滴る音がする。
ママが水道を閉め忘れたのかな……?
ぴちょ…………
ぴちょ…………
規則正しく落ちる水滴は、小さな小さな天然の目覚まし時計でもあり、夜のそれは睡眠導入にもなるかもしれない。
ぴちょ…………
天井に垂れ下がるつららのような石からポタポタとシズクが垂れてきて、水たまりを作っている。
毎回同じ位置にそれが落ちているせいか、そこだけに小さな穴が穿っている。
みずのちからってすごいんだ………
ふぁさ………
うらんの銀髪のひと束が頬にかかり少しくすぐったい。
手で払おうとしたのだが……
あれ?!
縛られてるっ?
ぐっ、ぐっ…!
なんとか解こうと動かしてはみたものの……
びくともしない……
なんか……捕まっちゃったね……ごめんね』
うらんはその声を聞いてホッとした。
背中に温かみを感じる。そう、チーカもひとくくりに縛られていたのであった。
背中越しにチーカの声を聞き、涙がこぼれそうになるのをクッとがまんする。
うらん『ちーかおねーちゃん、ここどこ…?』
チーカ『さぁ………
どこにでもありそうな洞窟だね。でも通ったことあった気がしないね………』
うらん『あの……
くろいやつはどこにいったんだろ』
チーカ『出かけてるのかな……
戻ってくる前になんとか……しないとっ!』
うらん『いた、いたいいたいっ!』
チーカ『ごめんね、でも…こうしないと……』
うらん『いたいよう…
かえりたいよう〜(ó﹏ò。)!』
……それから
少しの時間が流れた。
あれから身体をねじったり、ひねったり回したり……ありとあらゆることを試したが、二人のからだに小さなケガを増やすだけに終わった。
チーカ『もう……死んじゃうのかな……』
思わず絶望感にみまわれ……
泣き言を呟くチーカ。
しかし、
それに反応するように…。
それに反射するように…。
うらんのココロの奥底から『ある言葉』が湧いてくる。
うらん『どんなに………
チーカ『ん?』
こんなに絶望的な状況なのに、健気につぶやく7歳の子ども。うらんはうわ言のように……
『だいすきな言葉』を紡ぎだしていた。
一言一言を力強く区切るように……
うらん『どんなに、ぜつぼうしたって……!
かならず………みちがあるっ。
ときがくれば、きせきはかならずおこる!』
ぴちゃっ!!
その言葉を待っていたかのように、
チーカの頬にひときわ大きな水滴が落ちた。
うらんのひとこと……
そして………この大きな水滴でチーカのアタマはスッキリ晴れ渡った。
チーカの顔がぱぁ…っと明るくなった。
つづく
はい、
第六話をお届けしましたー!
チーカの思いつき……どんな事をおもいついたのかな、かな?
無事に帰ることができるといいね。
でわでわ……
次回をお楽しみにね(o^-')b♬
今日も元気に
行ってらっしゃい♬
またねっ♪(゚▽^*)ノ⌒☆