おはよん(*゚▽゚*)/なぁー
らんです!
今日は
節岐の次代第9話をお届けしまーす!
突然闇の中から現れた光の矢、アユミをかばうガルドは腕にケガを……っ!?
放ったのは一体?
さてさて!これからはじまるよー♬
ぶーーーー(はじまる音)
アユミ『ぱ!…おじさんっ!』
ガルドはアユミをかばい、その腕で光の矢を受けたのだ。両手剣があれば弾き返していたのだが、、、
ガルドはその右腕を犠牲にしてアユミをかばったのだ。
ガルド『大丈夫だ!それより剣を構えろっ!
ガルドの腕に刺さっていた光の矢が消え、生々しい傷口だけがそこに残っていた。
アユミ『!!
(右腕………?
女性を庇ってケガ………っ!?)』
アタシじゃんっ!
今だったの?!
アユミを激しい後悔が襲う。アタシは来るべきではなかったの?!そんなっ?!
しかしそんな事を考えている暇はない。
新たな敵の姿は全く見えていないのだ。
どこから来るのか、前か……後ろか……!
上かっ?!
人としての『気』というものが全く感じられない。
何もない空間にそれぞれの息遣いだけがやけに大きく聞こえる。
ガルド『避けろっ!』
ガルドの声に全員が散った。
ギュン!
今しがたふたりがいたあたりを、ものすごい音が通り過ぎる。方向は……斜め上っっ?!
そう、天井の何もないところから光の矢が斜めに飛んできたのだ!
しかも地面に落ちるまでにその矢はギュンと方向を変え、狙いすましたかのようにガルドの右腕に突き刺さる!
ガルド『ぐわぁ…っ!』
寸分違わず同じ場所にたまたま突き刺さった矢は、また時間をおいて消えていった。
アユミ『もう戦っちゃだめ!引こうっ!』
ガルド『これくらい大丈夫だ!
こんな怪我!今まで何度も治してきてる!』
右腕を押さえて痛みをこらえるガルドは、それでもまだ前に行こうとする。
アユミ『だめっ!ぱ……』
左腕に剣を持ちかえたガルドの腕を、ぎゅっと引っ張りアユミは真剣な顔でガルドを睨みつける!
アユミ『絶対だめ!
この怪我は絶対にこのまま戦っちゃだめなの!
腕が動かなくなっちゃうんだよ!』
アユミも引くわけに行かない。
パパの怪我はこれが原因で右腕が動かなくなっちゃうんだ。あと何本も『たまたま』当たってくるようなら……
ガルド『こんなもん舐めときゃ治るっ!』
アユミ『いっつもそう!そんなわけ無いでしょ!
考え方が古いのよ!
石器時代かっ!!』
しかし、何を言われようがこの子たちを残して引くことはできない!苦痛に顔を歪めながらも意地を張り、剣を握るガルド。
『バカおやじ………っ』
小さく悪態をついたと思うと、ガルドの前にアユミが大の字で立ちはだかった。
ガルドから見ると子どものように小さく見えるアユムの背中には、大きな覚悟が見て取れる。
アユミ『ぱ……
おじさんがここで引かないと!
……アタシがぜんぶ!
光矢を受けて死んじゃうんだから!』
ガルド『馬鹿なことはやめろっ!』
アユミ
『今すぐ【★ワープポイント】で街まで戻って!
すぐに手当てを受けて!
らんなさんか誰かにっ!!』
ガルド『お前たちを残してはいけないっ!』
アユミは……すうっ……と深呼吸してポケットを弄る。
自分が持ってたワープポイントをチラつかせ、
アユミ『ほらっ!この【★ワープポイント】でおじさんが飛んだのを確認したらアタシも飛ぶ!
さぁ早くっ!約束だよっ!』
ガルド『だめだ!それなら同時に飛ぼう!』
アユミ『おっけー!せーのっ!』
ビュンっ!
ガルド『……おいっアユ………!』
ガルドの声は虚空に消えていった。
アユミ『ごめんねパパ……
アタシは…逃げるわけにはいかないの』
アユミ、らんにゃ、ミツキは虚空の方に向きなおった。そこに……敵がいるのを知っているように……。
手負いのガルドを逃したのはいいが、この三人で勝てるのだろうか……
すると……
???『弱点ヲ狙ウノハ戦争ノ
キホンダ……
卑怯ナヨウデモ勝タナケレバナラナイ…』
これはっ!?
ガルドがさっき発した発言そのものに、アユミが反応する!
同時に闇に覆われていたその影はだんだんと実体を現し始める。
やかて差し込む月の光が影をしっかりと照らした……
そこから現れたのは…………っ?!
ミツキ『お姉ちゃん?!デス?』
つづく
はい!ミツキが言ってる『おねぇちゃん?』
ミツキにお姉ちゃんがいたのー?!
ってことで次回をお楽しみにね(o^-')b
でわでわ………
今日も元気に
行ってらっしゃい♬
またねっ♪(゚▽^*)ノ⌒☆