2044.【らんな劇場】節岐の次代① 〜プロローグ〜 | 魔道士らんなのトーラムまいご日記

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トーラムオンラインで支援職を中心にがんばってます♪
プレイ日記とらんな劇場というお芝居、そしてビモチャン生放送の文字起こしをできるだけわかりやすく書いています。

2015年7月から連続更新中っ


Twitter垢 @Ran_Toram

おはよん(*゚▽゚*)/なぁー
らんです!



さてさて、おまたせしました!
トーラム内ではずっとミクミクしてるのと、体調とかの事情により同じお話ばかりになっちゃうので、劇場混ぜていきますー!

とりあえず、この劇場もある程度の方向性が見えたので、少しずつ公開していきますね。

また結末考えずに進めるのはわたしの悪い癖ですけどね(〃∇〃)

タイトルは
節岐の次代です!
The next generation of time fork traveler


さてさてどんなお話になるのかな、かな?
それでは新ストーリーはじまりまーす


ぶーーーー(はじまる音)







ごぅんんん!!
『また』特大の隕石が天空から舞い落ちる。

燃える街、赤く染まる空気。
つんざく怒号…悲鳴…
うめき声が方々から聞こえるこの街は、どう考えても壊滅寸前だった。
あちこちで動かない人影や怪我をして蹲る影が散らばるなか、ひときわ赤橙く輝く巨大な魔族………

ゆっくりと歩をすすめる魔族は、動くものを手当り次第に破壊していく。人々は逃げ惑い怯え叫ぶ。

頼みの王立軍はっ?!
…………全滅した。

たった一体の魔族のチカラになすすべも無く蹴散らされたのだ。


ざっ!
『そこまでだっ!』
勇敢な冒険者が魔族の前に立ちはだかる。
魔族はその動く物を一瞥し、冷ややかな眼でその冒険者を見下ろす。


単独で見ると屈強に見えるその男も、この魔族の前では貧弱この上なかった。
魔族は全身に焔を纏っており、その周辺を手当たりしだいに焦がす。

『うわぉぁぁぁっ!』
意を決したのか雄叫びを上げ、鍛え抜かれた剣をその魔族の肩口めがけ振り下ろす!

しかし……その炎の魔族は避けることすらしない。

その身体で受ける気のようだ……



熟練された男の剣はきれいな軌跡をとり、完全にその魔族の身体を絶ち割ろうとしていた……が…

『ぼっ!』
その剣が魔族に当たるか当たらないかのあたりで、突然その剣が炎に包まれる。
『ぐわぉぁぁぁっ!』
瞬く間に剣ごと全身を炎に包まれ転げまわる冒険者を一瞥し、またゆっくりと歩をすすめる魔族。

また1つ……



街が地図上から消えていった。




紀神歴832年の出来事である。

:*:・♪・:*:・・:*:♪:*:・・:*:・♪・:*:

ガルド『……ということだ。
敵の魔族の表皮は常に焔に包まれている。
一瞬でも触れれば焔に焼かれてしまう。』
弓か、魔法か………』

『しかし……っ、国内で魔法を使えるものはもう……』


ガルド『そうだな……
よし………わたしが最後か………
物理ではいささか不利だがな………。』

『いけません!
貴方のその右腕ではもう剣を振るうことなど……』

ガルドは曲がったまま固まっている腕を、忌々しく見ながら吐き捨てるように言った………
白髪の混じりはじめた頭髪が銀色に見える。
ガルドはすでに還暦(60歳)を迎えていた。顔に刻まれた深い皺が今までの生き様を表す。


ガルド『いや………左手でもなんとかなる……』
ガルドは精一杯強がってみせた。
歳を重ね、腕を失い、筋トレもままならない。

ガルドは当時からは想像もつかないほど、やせ細っていた。



そこへザッと音を立てて赤い影が飛び出す。
アユミ【壁】∀゚)…!
パパっ!だめだよっ!
剣だと焼かれちゃうし、そんな腕じゃむりだよ!』

ガルド『アユミ…聞いてたのか……

しかし……
この街に来るのも時間の問題だ……

全員死ぬしかない………どうせ死ぬなら戦って死ぬ
背中の傷は…剣士の恥だ』


あたりを静寂が包む………。


続きの言葉は出てこない。
誰も…………何も言えなかった。

希望などまったく見えない闇の中を、何もできず留まることしかできなかった。




今はまだ……。


【ソフィア王国総譜図書館】


あらゆる書物が集まっていると言われる、ソフィア王国の大図書館。禁書、禁呪書、魔導書なども所蔵されており、危険この上ない上にその価値は計り知れない。

一般人は入ることができない禁止区域…その奥に彼女はいた。
 

『………来ましたね』

後ろを向いたままでも気配はわかるのだろうか……
ソフィア王国総譜図書館、司書長その人である。

アユミ『司書長………
桃色の髪はきれいにまとめられ流れている。
さらに桃色の服でコーディネートされた司書服は特注品なのか、王国じゅう探してもこの人しかいない。

アルケミストとして名を馳せ、武具の色を触らずに自由に変えられるとも言われており、不思議な部分が多すぎるこの王国司書長は………

らんにゃ『あの魔族を倒す方法……ですね?』 

アユミ『う……うん。』

……らんにゃだった。

何でもお見通しのようにらんにゃは問いかけてみせた。

……いつもながら司書長の読みと知識には驚かされる。王国のすべての書物を手中に収め、すべての裏情報まで網羅していると言っても過言ではない。

あの猫娘が……成長したもんだ(*´艸`*)


らんにゃ『もうある程度は調べてあります。
あの焔の魔族を倒すには………っ』

らんにゃはゆっくりと諭すようにはなしはじめた。



つづく







はい!
紀神歴は劇場書いてて、よくわかんなくなってきたので勝手に作っちゃいました(*´艸`*)
あまり実在の地名とか使うと本家トーラムさんとの整合性もあるしね♬

今回の劇場はいつも遊んでるうらん7歳の劇場から数十年後の世界。未来が最悪の状態になってますよね……


さてさて、魔職も弓職も支援職も壊滅したいま、焔の魔族にどう立ち向かえば良いのでしょうか(ó﹏ò。)

おそらくメインストーリー第三章になる予定の節岐の次代。次回をお楽しみにですー *。٩(ˊᗜˋ*)و*


でわでわ………

今日も元気に
行ってらっしゃい♬


またねっ♪(゚▽^*)ノ⌒☆