おはよん(*゚▽゚*)/なぁー
らんです!
さてさて今日は
破壊の限りを尽くし、触れたものを発火させる能力を持つ高位の魔族。
誰にも止められない、破壊の行進………。
そんな中…、ソフィア司書長『らんにゃ』には何か秘策があるようです(*´艸`*)
でわでわ………
節岐の次代第2話はじまりまーす!
ぶーーーー(はじまる音)
らんにゃ『あの魔族を倒す方法……ですね?』
アユミ『う……うん。』
齢50の足音も間近に迫るソフィア図書館の司書長らんにゃだが、魔力を使わない(使えない)事によるものなのか、それとも錬金術の成果なのか……老いを感じさせない。
控えめに言って30代。遠目に見ると20代後半とも見えるものもいるだろう。
何でもすべてお見通しのように、らんにゃは問いかけてみせた。
いつもながら司書長の先読みと豊富な知識には驚かされる。もうすでに王国のすべての書物を手中に収め、さらにすべての裏情報まで網羅していると言っても過言ではない。
17歳当時は当時は裏の情報屋も兼ねており、コードネームは猫の妖精【ケット・シー】
その大きくなりすぎた名前は伊達じゃない。
ほんとに……その両の眼(まなこ)で見据えられると頭の中まで読まれてしまいそうなのであるのだから…。
あの猫娘が……成長したもんだ(*´艸`*)
【エターナル・クォーツ】
薄い水色の魔石。使い方によっては街くらいなら滅ぼせるとも言われた半ば伝説的なもの。
常に表面に冷気を纏っており、小さめの池くらいであれば完全凍結させることができる。
〜世界の超魔石100選より〜
アユミ『だったら、それを使ってアイツを凍らせればいいんですね?!』
アユミは上気した顔を輝かせて身を乗り出した。
しかし、
らんにゃは僅かにうつむき…小さく首を振る。
少しだけ儚げな顔つきは若い頃の『にゃーにゃー』言ってたときからは想像もつかないくらい、成熟した大人のそれであった。
らんにゃ『そう……簡単なことではありません。
エターナル・クォーツは、もうすでにあの焔の魔族【ベリル・マーカム】によって破壊されています』
アユミ『そんな………
もうどうしょうもないじゃない…』
アユミはヘナヘナと崩れ落ちた。
このまま……死を待つしかないの?
どうすることもできないの?
アユミはめいっぱい落ち込んでいるのだが、よく見ると……らんにゃの眼は死んでいない。むしろ希望に満ち溢れている。
ついに堪え切れずらんにゃは『ふふっ』と小さく笑ってしまった。アユミのくるくる変わる一喜一憂が可愛くて可愛くて(*´艸`*)
えっ?
らんにゃは時々こんな感じで人を観察している。
僅かな表情から情報の真偽を判別できる、らんにゃならではのクセなのだろうか。
らんにゃ『破壊されたのは…数年前のお話です。』
アユミ『もう少し…早ければ良かったのに…!』
お♬
いいとこに気づいたね、とらんにゃはこの反応にさらに嬉しくなる。
もう一息っ
らんにゃ『今………なんと言いました?』
アユミ『もう少し……早けれ……ば!!!
そっかっ!!』
アユミは飛び上がってよろこんだ。
らんにゃ『それ!
実は……カケル君の産まれる3年前………
『あの時代』に【エターナル・クォーツ】の記述を見つけたの。あのみんなが出会った……あの時代♬
……時空の流れは不思議なものね。
そもそも時間軸には自然に一定の事柄が混じり合う特定のポイントというものがあるのかも。ただし時間軸と時空連続体には相反性はないけど、かといって親和性があるわけじなない。あ、コレは仮説の域を越えてないけど、時空概念を理論的に分析すると………』
アユミ『こほん!』
はぁ…
司書長の悪い癖だ。思いついた考えがまとまりだすともう止まらない。このままだと2時間コースである。
ここはしっかり咳払いでそれを阻止。
今回は成功したようだ………
らんにゃ『Σ(,,ºΔº,,*)はっ!ごめん、ごめん(〃∇〃)
とにかくあの時代に戻り、エターナル・クォーツを見つけること!
こうなったら歴史を変えてしまいましょう!』
アユミ『よーっし!
それじゃ行ってみよっかなー!
時駆けの懐中時計っ!』
ビシィっ!
天空を指す変なポーズは何を意味するのだろう。
アユミの顔に笑みが戻った。
つづく
はいっ!
焔の魔族を倒す方法が明らかになりましたが、果たしてうまく行くのかな、かな?
今回の劇場では、未来の『カケル』の妹である『アユミ』がなぜ過去に戻ってきているのか?そのあたりの辻褄を合わせていこうと思ってます。
さてさて、このあとどうなるのかな、かな?
お楽しみにね(o^-')b
ケーキ、(ㅅ´ ˘ `)♡ありがとね(*´艸`*)
白堊さん☆(ㅅ´ ˘ `)♡ありがとね
もうすぐ靴下干さなきゃだけどいっぱい貯まってますかー?ちゃんとぱんぱんして干そうねー(o^-')b
(ㅅ´ ˘ `)♡ありがとでした!