おはよん(*゚▽゚*)/なぁー
らんです!
今日も連続して
守護りの軌跡
第39話をお届けしまーす!
やっと解放されたらんな。
みんなの待つ戦場に駆けだしていく
果たして形勢逆転なるか?!
それでは始まりまーす!
ぶーーーー(はじまる音)
:*:・♪・:*:・・:*:♪:*:・・:*:・♪・:*:
下級魔族コエヌビア。
強大な魔力も持ちつつも
高度な知性を持たないため
主に使役される魔族。
そのコエヌビアの攻撃は
モーションが大きいため
避けるの自体は簡単なのだが…
時折来る回避不能の攻撃には
【転倒】効果がある。
そこにアレが来るともう避けられない。
操られた、手練の冒険者相手に
すでに傷を負っていたふたりは
コエヌビア戦で更に状況が
悪化しており……
ヴェルヌは肩を押さえながら戦い………
サヤカは足を引きずっていた。
劣勢極まりない状況で
残されたふたりは戦っていた。
サヤカ「ヴェルヌ…まだまだいける?」
ヴェルヌ「うむ、かなり不利だが、、
せめて、、、
皆の方に攻撃が流れないように…
できる限り守るんだっ!」
しかしそうしてる間にも、
コエヌビアの詠唱が完成し
紡ぎだされる
至近距離の「たこ焼き」っ!
これ以上…
これ以上、
ダメージを受けるわけにはっ!
でも………もう…………むり、、、
避けられないっ!
らんな「サンクチュアリ」っ!
イージス!プロテクション!」
ふたりを懐かしい光が包む。
そう言えば…
戦うときにいつもついていたこの魔法。
そう!いつもっ!
ふたりはらんなのほうを振り返る!
サヤカ&ヴェルヌ「らんなさんっ!」
らんな「ごめんなさい、
乗っ取られちゃっててててて………
(『て』が多い)
ヴェルヌ「仕方ないし、それはあとっ!
やつをどうにかしなくてはっ!」
らんな「わたしが……っ!
前で支援しながら引き付ける
ヴェルヌさんたちはその間にっ!」
3人とも申し合わせたようにうなずいた。
らんなはコエヌビアの前に立ちはだかり
大きな声で挑発する
らんな「コエヌビアっ!
来なさいっ!」
うがぁぁぉぉぁぁ!
らんなの声に負けじと、一際
大きくコエヌビアの咆哮が広間に響く。
そして繰り出される
回避不能の【転倒】攻撃!
が…
びし!
だが…らんなには全く効いていない。
まるで「アシュリー」のように。
すべての状態異常を打ち消している。
これが………「純天使」のチカラ…?
よーっし!
らんなは今までに溜まっていたものを
吐き出すように全力の支援魔法をかけた。
それに応えるかのように
傷つき疲労した身体にむち打ち、
最後の攻撃を仕掛ける
ヴェルヌとサヤカ…。
これで戦闘力はほぼ互角!
消耗戦とも思われる長い、
長い戦いが続いた……
やがて
ずずずずずずず……
その戦いにもやっと終止符がうたれた。
先に力尽きたのはコエヌビア。
下に大きく空いた魔界の穴に
引きずり込まれていく…。
らんな「おわ……った…っ!」
へたり込むらんな。
それもそのはず。
この消耗戦。どちらに転んでもおかしくは
ないほどのひどい戦いであったからだ。
【戦闘不能】
ガルド・らんち・あいり・シュンラン
【MP枯渇】
らんな
【負傷】
ヴェルヌ・サヤカ
【微火力】
ゆうらん・らんにゃ・ミツキ
うらん・アルト
いや、、、、、
まだ終わってはいない…。
………そう。
まだ、無傷のドナがいるのだ…。
らんな、ヴェルヌ、サヤカ
残ったメンバーだけでも
なんとか…………やれる?
そんな甘い考えを見透かしてか、
それを根底からつき崩すようなことを
ドナは言い放った。
ドナ「フフフ…なに勝った気でいるの?
今、使役できるコエヌビアは……
もう1体いるのよ?」
そう言うと、
ドナは召喚のための詠唱を始めた。
つづく
:*:・♪・:*:・・:*:♪:*:・・:*:・♪・:*:
はいっ、コエヌビアが……
もう一匹っ!?
はたして、あと1匹なんて勝てるの?!
全員で力を合わせればなんとか……っ!
いよいよ大詰めの守護りの軌跡。
次回もお楽しみにー(o^-')b
でわでわ………
今日も元気に
行ってらっしゃい(o^-')b
またねっ♪(゚▽^*)ノ⌒☆
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