らんです！
きょうも
壁| ・ω・)つ【らんな劇場】
時駆の探童第10話を
お届けしますっ！
大好きなサヤカと泣く泣く別れ、
迷宮の中に入っていったカケルは、
一心に奥へ奥へと進み始めました。
それでは始まりますよーっ。
ぶーーーー（はじまる音）
:*:･♪･:*:･･:*:♪:*:･･:*:･♪･:*:
カケルはまっすぐに奥に進んでいた。
潜って行けば何かわかるかもしれない。
確証はないが自信はある。
このまま進めば帰ることができる！
懐かしいディールの村。
みんなに…あえるかな？
しばらく進んでいくと向こうの奥に
モンスターを見つけた。
カケル「は、発掘ゴーレムっ…」
前に戦ったとき…
見事に惨敗したんだっけ…………。
…勝てるかな………。
慎重に…足音を忍ばせ…歩を進める。
しかしその時…っ
ぴぃぃぃぃっ！！！
物陰から突然現れたラフィに攻撃され
カケル「わぁぁぁっ！」
思わず大きな声を上げてしまった……
ギロリ……
ゴーレムの目がこっちを向く…。
ぴぴぴ……ｼﾝﾆｭｳｼｬハッケン。
カケルの脳裏に先日の事が
蘇ってくるっ！
カケル「わっわっ…サヤ姉ちゃ…っ
……そのときっ！
ずしゃぁぁっ！
カケル「！！」
突如、現れた光の塊がゴーレムを
真横に薙ぎ払うっ！
そのままゴーレムは暴力的なまでの
光の塊に連打され動かなくなった。
カケル「……！」
「……いつも言ってるだろ？
どんなときも
氷のように冷静になれ…ってな」
カケル「師匠っ！」
師匠はあの時のままだった。
いつも冷静で、
何手も先を読んでいる。
ほんとに百人力とはこの事であった。
ひとりで進んでいた迷宮だったが
カケルはもう一人じゃない。
ふたりはどんどん奥に向かっていく。
さすがにいつも一緒だったふたり
見事な連携で
現れるモンスターを倒していった。
クオン「強くなったな…カケル！」
カケル「鍛えてもらったんですよ。
優しい…お姉さんに…。」
カケルは少しうつむいて話すが、
やがて振り払うように
キッと顔を上げる。
それからふたりは終始無言で歩を進めた。
どれくらい降りていったのだろう。
しばらく進むと狭い部屋についた。
モンスターも出ないこの部屋は
シーンと静まり返っている。
他には何もないこの部屋だが
奥には謎の機械が鎮座している。
ふたりを待っていたかのように…
師匠は、よっと腰を下ろす。
カケルも隣に座ると…
いつになく真剣な表情で
師匠は口を開いた。
重く、そう重く低い声で
言いにくそうに師匠は言った。
クオン「帰る前に、ひとつ…
話しておかなくては
ならない事があるんだ」
つづく
:*:･♪･:*:･･:*:♪:*:･･:*:･♪･:*:
staff
クオン
キサネさん
カケル
らんな
:*:･♪･:*:･･:*:♪:*:･･:*:･♪･:*:
はい！
いかがでしたでしょうか。
やっと会えた師匠。
強いです(｡･ω･)(･ω･｡)ﾈｰ。
しかし、またもや師匠の口から
とんでもない言葉が出てきそうです。
しかも次回は最終話！
どうなっちゃうんでしょうか。
中の人っ。これまとめられるの？
時駆の探童 最終話
http://s.ameblo.jp/ranran735/entry-12211095660.html
2016.10.22 公開予定(o^-')b
でわでわ………
最終話お楽しみにっ(o^-')b
またねっ♪(ﾟ▽^*)ﾉ⌒☆
過去記事とリンク集【らんなび】