538. 【らんな劇場】時駆の探童⑨ 〜必 然〜 | 魔道士らんなのトーラムまいご日記

魔道士らんなのトーラムまいご日記

トーラムオンラインで支援職を中心にがんばってます♪
プレイ日記とらんな劇場というお芝居、そしてビモチャン生放送の文字起こしをできるだけわかりやすく書いています。

2015年7月から連続更新中っ


Twitter垢 @Ran_Toram

おはよん(*゚▽゚*)/なぁー
らんです!





今日はそろそろ佳境を迎える
【らんな劇場】
時駆の探童第9話を
お届けします!


あらすじ

楽しかった日々も長く続かないのか
ついにうらんが時駆けの懐中時計を
見つける。

喜び持ち帰るうらんだが……


さてさて…
始まりますよ〜っ



ぶーーーー(はじまる音)



:*:・♪・:*:・・:*:♪:*:・・:*:・♪・:*:





サヤカ「…おじぃちゃん…」

サヤカは小指の向こうに見える
怪しく輝く妙な機械を眺めながら
小さくつぶやいた。

もう…会えないかもしれない。

サヤカ
「でも…約束したんだからね……」




サヤカの目に
ジワッと温かいものが浮かぶ。

それはとどまることなく、
頬に流れていった…。




-----数時間前-----





うらん「たっだいまー!

ほらみてーっ!これーっ!」



カケル「あ、うらんちゃん。おかえり!
ん…?


うらんの手には懐中時計が握られている。
しかもそれは…っ!




カケル「…時駆けの、懐中時計…っ」



うらん「そうなの!これでかえれるね♪

ままにもあえるよーっ!」



サヤカ「………!!」

カケル「………」



サヤカとカケルは
お互いに顔を見合わせる
なんというか、
気まずい雰囲気。

言葉に出さずとも次に何が起こるかは
ふたりともわかっている…。


唐突な…しかも
永遠の「別れ」…。

楽しかった日々の分
辛くなる「別れ」…。

それが予告されて突然くるのだから。



サヤカ「…良かったね。カケルくん

…これで、帰れる…ね」




カケル「うん…サヤ姉ちゃん……

弓、教えてくれて…ありがとね…」



ふたりはいつまでも見つめ合っていた。




:*:・♪・:*:・・:*:♪:*:・・:*:・♪・:*:





そして旅立ちの時が来た。



カケル「やっぱり…
行くのやめよう…かな…?」

カケルは試しに問いかけてみた。
サヤカが引き留めて
くれるかもしれない。

そういう淡い期待をもってはいたが…



サヤカ「…べ、べつに、
このままいてもいい……

じゃなくて!

……帰らないとっ!!


おじいちゃんが帰らないと、

わたし……
産まれて来れないじゃん!(。ŏ﹏ŏ)



帰って…幸せに暮らして………

ちゃんと子どもを作るんだよ?


あと、お母さんに
ちゃんとご挨拶するんだよ


わかったら
もう、帰りなさいっ……!

さぁっ!早く!」



サヤカは振り切るように出発を促した。


まだ幼さが残るカケルであったが
サヤカのこの最後の優しさには
気づいていた。



カケル「本当に有難う!
また会える…よね?!」



サヤカ「うんっ!
たまにはこちらに来れるといいね!

いつか…必ず……

再会しよう…?」




カケルとサヤカは
どちらからともなく小指を出し

動き始めた機械の前で
互いの小指を絡ませた。



ヴ…ヴヴ…ヴーーーン




機械から光の珠が産み出される…

やがてカケルの身体も輝きだし……




絡まっていたカケルの小指は、

光の粒になり……霧散した。


つづく


:*:・♪・:*:・・:*:♪:*:・・:*:・♪・:*:

…………

ついに一人で旅立ってしまった
カケル。

ちゃんと過去に戻ることが
出来るのでしょうか?

残されたサヤカの今後は……?



いよいよ大詰めです!


残りは2回かな。
エンディングお楽しみにーっ。



時駆の探童 第十話へ
http://s.ameblo.jp/ranran735/entry-12211092417.html



:*:・♪・:*:・・:*:♪:*:・・:*:・♪・:*:


昨日はチャレンジダンジョン
行ってきました!


レムリードさん 
咲詩さん
キサネさんと作戦組んで……

これまでの最高得点っ!
*。٩(ˊᗜˋ*)و*わーい



左からきささくれむらんでした!

また、高得点狙いたいねっ!



でわでわ………

またねっ♪(゚▽^*)ノ⌒☆



過去記事とリンク集【らんなび】