寺地はるな「夜が暗いとはかぎらない」を読みました。
Bingであらすじを尋ねて、私が一部修正した内容が以下。
「夜が暗いとはかぎらない」は、大阪市近郊の暁町を舞台にした13の物語で、閉店が決まった「あかつきマーケット」のマスコット、あかつきんが突然失踪します。しかし、その後、町のあちこちであかつきんが人助けをしているという噂が広まります。
物語は、さまざまな人々の視点から進行します。それぞれの話は、個々の人々が日々の生活の中で直面する葛藤や困難を描き出しています。それぞれのエピソードは、他のエピソードと繋がっており、全体として一つの大きな物語を形成しています。
物語の中で、登場人物たちはそれぞれの問題に直面し、解決策を見つけるために奮闘します。その過程で、彼らは成長し、互いに深い絆で結ばれていきます。物語は、人々が困難を乗り越え、希望を見つける様子を描いています。
この物語は、奇跡が起きなくても、人生は続いていくというテーマを探求しています。
本の表紙の違いは、文庫本(上)と単行本(下) 下の表紙が多分、あかつきんという「ゆるキャラ」。
メモは、エンディングに感動するために作り続けましたが、実際は、あまり役に立たちませんでした(笑)
以下、読書メーターに私が投稿した文書です。
寺地作品三作目。登場人物が多く、さっそく各短編ごとにメモを作り読み進みました。なんと5ページ!13話。得意の短編連作。タイトルになっている最後の「夜が暗いとはかぎらない」で全員集合という設定。全体に流れている著者の問い「普通って何?」これはダイバシティという言葉より分かり易く、かつ自然に理解を促します。子育ての大変さも良く描かれています。子育て真っ最中のママ・パパに読んで欲しい。特にパパに。私も反省しきり。 ただ、小説としては、もう少しエンディングに強いメッセージがあれば、と欲張ってしまいます。