古いたてもの(4):乗り物編 | オヤジのおもちゃ箱

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行く川の流れは絶えずして、しかも元の水にあらず・・・・・・

まだやってます。

江戸東京たてもの園のネタ。

今日は建築物ではなく、乗り物のお話。

「江戸東京のくらしと乗り物」というお題の

特別展示が開催されていました。

まずは人力車のお話から・・・・・・

 

 

日本の人力車が1869年に開発された事と

開発した人々の記録は残っているそうです。

ところで海外では

同じ時期に馬車が普及しますが

日本では殆ど普及していません。

 

一説によりますと

馬や牛を去勢する習慣が無かった日本の場合

人々が往来する中心地で牛馬を制御するのは

大変難しかったそうです。

 

葛飾の帝釈天では人力車ならぬ

人力鉄道が参拝客を運んでいたようです。

関連記事のリンクを貼っておきます。

 

 

何故か日本ではアメリカ製のバイクと言えば

ハーレーと並んで‟インディアン”が有名です。

今回その理由が分かりました。

 

1918年に警視庁がバイクによる

交通違反取り締まりを始めた訳ですが

その際に‟赤バイ”として採用されたのが

画像のインディアン・パワープラスです。

 

 

サイレンもしっかり備わっています。

白バイの歴史も100年を超えているみたい。

へぇ~っ、想像以上に歴史は長いなぁ~😲

インディアンは力士時代の力道山も

愛用していたそうです。

「力士時代の力道山」と言っても

若い人はピ~ンと来ないだろうね。😁

 

 

7500系の都電。

1962年製だといいますから

オヤジが生まれた年の車両です。

都電は一路線が残るのみ

一度だけ乗った事があります。

こちらも記事のリンクを貼っておきます。

 

 

オヤジが一番興味があるのは

いすゞのボンネットバス。😍

実はこれ4輪駆動車なのです。

 

いすゞのTSというトラックの車台に

バスのボディを架装したものらしい。

 

 

車台は1979年製でバスボディは1968年製。

いすゞのTS/TWは1951年から

1993年迄生産されたロングセラーです。

とにかくタフなクルマで

長い間、シビアな環境で活躍しました。

今でも山間部、特に岩手県では

TWが現役で頑張っています。😲

ちなみにTSは4輪駆動でTWは6輪駆動です。

 

 

フロントマスクはかなり‟いかつい”。

ボンネットバスのノスタルジーは

正直、あまり感じませんね。

むしろ‟ヘビーデューティー”な佇まいです。

 

 

バスボディは北村製作所という

新潟県の会社が製造したものです。

 

 

 

ボンネットバスは昭和ノスタルジーの代表格。

でも実際は音が煩いし、排ガスも臭い。

昔はエアコンも装着されず。

居住性は褒められたものではありません。

 

そもそも‟昭和”って

オッサンはそこら辺で‟立ション”してるし

駅の便所は死にそうなくらいに汚かった。

もうあんな時代は経験したくないのが本音。

それでも次回も昭和のネタです。