またまた縄文・・・・・・ | オヤジのおもちゃ箱

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行く川の流れは絶えずして、しかも元の水にあらず・・・・・・

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諏訪大社に参拝した後
茅野市の尖石縄文考古館を訪れました。
お恥ずかしい話ですが、諏訪湖と茅野市がこれほど近いとは知りませんでした。
湖から10キロも離れていません。

諏訪湖周辺は、至る所に縄文遺跡があります。
恐らく100ヶ所近くに及ぶのでは?
中央構造線と糸魚川静岡構造線のクロスポイントですから
様々な地殻変動が起きたはずなのに
どうしてでしょう?

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もっとも上の画像のような住宅に住んでいる訳ですから
災害が起きても、現代人より速く非難する事は可能だったのでしょう。

人類は、文明の名の下に様々なインフラを作り上げて利便性を追求してきました。
そういった構造物が、一度地震となれば人間に牙を剥く・・・・・・・・
ある意味では“自己の顛末”かもしれません。

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ところで、今回こちらの施設を訪問した理由が上の画像です。
縄文時代に作られた土偶。
これは国宝なのですよ。
日本に国宝の土偶は全部で5点存在するそうですが
ここ尖石には、内2体が展示されています。

言葉にならない存在感を放ってますね。
弥生の仏像とは明らかに違うなぁ~

10,000年以上の長きに渡り、自給自足を続けた縄文人。
正に自然との共生です。
現代人が最も学ばなければならない理念でしょう。

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これも国宝です!

この造形のコンセプト。
何処かで見た事があるような・・・・・・
あっ! 思い出した!

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芸術は爆発だ!

故岡本太郎さん、かなり縄文にインスパイヤされていたそうです。

諏訪大社のネタはこれでおしまいです。