ただ、このタイプ(膝裏タイプと呼ぶ)は自分の足の長さに設定したら長さの変更が効かない。「お?面白そうだな、それ貸してくんねェかい!」と(近所のオヤジさんから言われたとして)渡したところで背格好が違えばアシストもうまく効かないだろう。
さらに長靴の中に入れて履いてみると踵が木材の厚さ18mmに圧迫されてしまう所が気になった。足が擦れて痛いというのではなくただキツく長時間の作業では蓄積したストレスになると感じた。
踵から足の横にずらして入れてみると許せるキツさになった。
靴のサイズは誰もが試着して履きやすく動き易い物を購入するはずで、ブカブカな靴を好んで履く人はそういないだろう。更にキツさを回避するために一回り大きい長靴を別途購入する人は皆無だろうし、費用がかかり過ぎる。
今回使用する胴縁は棚受け金物を使用した田植え椅子の時のように先端が鋭利なものではなく、そこそこの断面積(18mm✕45mm)がある。その為、重さで靴底に穴を開けてしまう恐れや、そこまで凹む事もないだろう。
〜以下構想〜
これなら横にも脚が上がりカニ歩きもできそうじゃん
え?回転してしまいこまれ…格納?
膝も曲がるしこの付け根も畳められるなら超コンパクトに変形できるじゃん!完全折りたたみ式だ!
…と言うわけで茶番劇の構想編はこの辺で終え、次は実際に形にしていこうと思う。
〜製作編へと続く〜