こんにちは😃

さて、今日は古代ヤマトを守る出雲の神々をご紹介します。

古代ヤマトは奈良県のことであり、奈良県というのは、そのまんまヤマトがすっぽり入っていたのですね✨✨





さて、伊勢神宮の神職さんから、2年くらい前に驚くべき情報をもらいました😅

「ヒルコというのは、事代主(コトシロヌシ)のことですよ。かなりの口伝がありますから」

ということなのです。

そう、コトシロヌシというのは、




一柱の神のことではない、




とその時はじめて知ったのです😅

勲章名というのでしょうか、そういった呼び名だったようですね。



※金刀比羅宮



ヒルコというのは、イザナミが産んだ不遇の神のことですが、いわゆる身体障害者で、海に流されて神となっています。





全国で「ヒルコノミコト」を祀る神社は、そういった「寄り神」が流れてくる海人族の停留所だったのですね。

つまりは、水死体のことですね😅






さて、このヒルコとは別に、いわゆるコトシロヌシは出雲の大国主神(オオクニヌシ)の御子神で、国譲りをしたあとは美保関にて舟から飛び降りて姿を消したのですが、出雲地方では、がぶりと足をかまれて、負傷をしたと伝わっています。





コトシロヌシというのは、足が不自由だったようですね。





「事代」というのは、「神の言葉を告げる」ことで、祭祀王だったのですが、古代では祭祀王と統治王がセットだったのです。

その名残が、巫女ですね😆✨

古代では、稀に男性も祭祀王であった、ということですね。




そして出雲地方には、重要なコトシロヌシがいるのです。

それが、





スクナビコナ





ですね。

全国にコトシロヌシを祀る神社は7000社以上ありますが、

その中でヒルコを祀るのが600社、

エビス神を祀るのが170社、

事代主や言代主を祀るのが3300社、

スクナビコナを祀るのが3300社と、




奇しくもコトシロヌシとスクナビコナの関係性が全国でも高いのですね😅





「淡島(あわしま)」





アワのようにいなくなってしまったスクナビコナをよみがえらせようとしている伝承がありますが、

スクナビコナもまた、一寸法師のモデルとなったように、背がとても小さいと伝わっていますので、なんらかの身体的特徴を持っていたのだろうと思われます。

そう、事代主というのは、不遇の祭祀王でもあったのですね。





さてさて、出雲大社に伝わる祝詞には、出雲の神々はここに降り立った❗️と伝わっておりますよ✨✨





大神神社(三輪明神)…奈良県桜井市三輪町


祭神名 大物主命

配祀 大国主命、スクナビコナ




高鴨神社…奈良県御所市鴨神


祭神名 アジスキタカヒコネ

配祀 シタテルヒメ、アメノワカヒコ




川俣神社…奈良県橿原市雲梯町



祭神名 鴨八重事代主





もうひとつは所在不明ですが、飛鳥にも祀っているそうです。

これは奈良県明日香村のカンナビのようですね😅

つまり、三輪や橿原や葛城や飛鳥はもともとは出雲の領地であり、出雲系の氏族の勢力がかなり広がっていったことの証であります。





そして、香川県の金刀比羅宮は大物主命を祀っており、古代からヤマトの勢力を押し除けてきた歴史があります。

ここは元は琴平神社と言われており、仏教のクンピーラ(金毘羅)と習合しています。

ガンジス川の水神、クンピーラはワニの神格化であり、日本では蛇体とされています。




オオモノヌシの正体が蛇であったという伝説ともつながってくるのです。





と言うことで、出雲の国譲りはいったいどこなのかを示唆していくと、自ずと歴史が見えてくるのかもしれない…ですよね😅



※水木しげるの古代出雲より



水木しげる先生も、「古代出雲のことを描くのは苦ちいねえ」と書くことに苦労をされていましたが😅💦

この日本建国には、隠された歴史もあったようですね。





と言うことで、アワのようにいなくなってしまったコトシロヌシと、出雲の神々についてでした😆✨

写真はクンピーラこと讃岐の金刀比羅宮です✨✨




おのずと、




祟りを鎮めるために建立された大神神社の大物主の正体が、わかってくるような、そんな気がしますよね😅