桃太郎伝説の鬼を鎮める吉備津彦神社のパワースポット | 運の良い座敷童子的な生き方

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こんにちは😃

わたしは昨日、最上稲荷のお山を登ったあとに、岡山県備前国一宮、吉備津彦神社を参拝しました。





※備前国一宮 吉備津彦神社



岡山県というのは桃太郎伝説発祥の地として有名ですが、この吉備国はとても広大で、

のちに、「備前、備中、備後、美作(みまさか)」の四つの国に分けられ、そのうちの三つの一宮が同じ「吉備津神社」なのです😅




備前国一宮 吉備津彦神社




備中国一宮 吉備津神社




備後国一宮 吉備津神社




という、地元の人でもややこしい名称ですが、

ラストの「備後」は広島県福山市となっていて、うちの会社の部署もここにあります😅




この備後こそ、福山デニムで有名なアパレル関係が盛んな地域なのですが、今でも皆さん「びんご」と呼んでますね。




桃太郎こと吉備津彦(キビツヒコ)の鬼退治の勢力はけっこう広かった、ということでしょうか。





一宮で祀られる祭神はすべて「大吉備津彦(オオキビツヒコ)」です。




第七代孝霊天皇の第三王子であり、姉がかの卑弥呼だと称されている倭迹迹日百襲(ヤマトトトモモソヒメ)なのですね😅




すごい姉弟なのに、なぜか、このキビツヒコは古事記にも日本書紀にも出て来ないのです。




そう、ヤマト黎明期には、隠されたヤマトの皇子がいる、ということなのですね。



※桃太郎😍



キビツヒコの本名は彦五十狭芹彦命(ヒコイサセリヒコ)と言いますが、岡山の一宮は、このキビツヒコの陵墓(古墳)をご神体としています。




そして、




吉備津神社は鬼の首を埋めたところ、




吉備津彦神社は鬼のお墓があるところ、




でもあるのです😅

さて、記紀神話で失われた鬼退治伝説、そこにないったいどんな古代史が隠されているのでしょうか?




なんと、そんなミステリアスな吉備津彦神社のとっておきのパワースポットを、その場にいらっしゃった岡山県観光ガイドのおじさんが教えてくださいました😆✨✨





さて、吉備国というのは、「ハレの国」としてとても天気が良い場所として知られていますが、なぜに




きび




と呼ばれているのかと言うと、この吉備国というのが、





とてつもない豊かな国





だったからなのですね✨✨

そう、穀物の黍(キビ)が豊富に収穫できた実り豊かな土地が、この山陽道なのです。

山陽道というのは気候にとても恵まれ、畿内に都があったため、とても栄えた街道です。

なんで「中国地方」と呼ばれるのかというと、




九州と畿内のあいだ





だからなのです😅

中つ国、なんですよね。

さて、崇神天皇はキビツヒコに吉備全土の平定を命じましたが、このときに滅ぼされた鬼👹こそ、温羅(うら)と呼ばれる鬼神でした。



※稲荷神社



温羅は土着民ではなく、この地に製鉄技術をもたらした渡来人と伝わっておりますが、吉備は刀剣の名産地としても有名です😆✨✨





難攻不落だった鬼ノ城を拠城としていましたが、この温羅伝説は古事記にも日本書紀にも書かれていないため、詳細がわかりません😨




ですが、この吉備国には、多くの遺跡が、温羅にまつわるものばかりで、





温羅は本当に悪い鬼だったのか?」




本当の侵略者はキビツヒコの方だったのでは?」




と地元の人が疑問を持ち始め、今では鬼の祭りが始まったと、今年の夏に夕方のニュースで見ました😅



※この奥に稲荷神社があります。



さて、そんなヤマト黎明期の深淵であるこの吉備津彦神社には、温羅のお墓があります。

娘はびびっておりました😅



※温羅神社



温羅神社⛩️

温羅はこの下に鎮まっていると思いますよ。

つまり、吉備津彦神社は鬼を弔っている神社、





備中国の吉備津神社は鬼の首の呪いを鎮めている神社、





でもあるのですね。

そこまで凄まじい温羅。

岡山県と香川県では、鬼のCMが頻繁に流れてますが😅

現代でも、「鬼にまつわる強い畏怖」が残っておりますね。




ハッと振り返ると、娘が拝殿前でAdoの「唱」を熱烈に踊っておりました😅




「皆さーん、ここに来てくれてありがとう〜」




何をしているんだろう…






さて、とても落ち着く本殿を眺めていると、「岡山県観光」というハッピを着たおじさんから、「どこから来たんですか?」と話しかけられ、しばらくお話しました。




最上稲荷の奥の院を登ったことを言うと、すごくびっくりしたように、

「吉備津神社は行かないの?」と聞くので、こちらの方が好きなのだと言うと、




「同じだ。こっちの方がパワーを感じない?」

とニヤリとします。




「お伊勢さんっぽいですよね」

と言うと、びっくりしたような顔で、




「実は吉備津彦神社には、パワースポットがあるんだ」






それが、こちらの拝殿と本殿をつなぐ空洞なのだそうです👀




「ここは、すごいパワースポットなんだよ。ただし、2000人に一人くらいしか、違いがわからないようで」

と笑っていらっしゃいました。




ほおー👀




2000人にひとり…




「君は分かるかもしれない。入ってみて」





「行きたい行きたい〜♪」

と、娘が真っ先に向かいます😅




よし、わたしも入ってみよう‼️





なんと、またもや娘がAdoを踊っています😅




何をしてるんだ、あの子は…




と思いながらくぐると、とてもひんやりとした空気がわたしたちを包みました。




おお、確かにここはすごい👀




と言うことで、まさしく吉備津彦神社のご神域に入らせていただけた、とても貴重な体験でした😆✨✨




と言うことで、桃太郎伝説の香りが感じられる、吉備津彦神社にもぜひいらっしゃってくださいね✨