どんどん出世していった食の女神、ウカノミタマこと稲荷大明神について | 運の良い座敷童子的な生き方

運の良い座敷童子的な生き方

運の良い経理事務。 神話ファン。星読みをしています。

こんにちは。

今日は新嘗祭ですね✨

冬至に近い冬に行われる理由は、太陽神の死の確認と復活の儀式ですよ✨

天照大御神の天岩戸伝説と関係があるのでしょうね。

戦後からアメリカが介入して、「勤労感謝の日」となってしまいましたが…😭

戦前の日本らしさを取り戻していきたいですね✨✨

 

 

 

 

と言うことで、今日は豊穣の神、ウカノミタマこと稲荷大明神についてです。

 

 

※元伊勢籠神社のお稲荷さん

 

 

さて、お稲荷さんは割とハッキリとした神さまでございます😅

お稲荷さんというのは、参拝するうちにご利益が増えていくのですが、とてもかいがいしくお世話をしてくださる一方で、参拝しなくなった人のご利益をバサっと切っていくのです。

 

 

 

 

さて、お稲荷さんの総本社といえば、伏見稲荷大社ですね✨

渡来系の秦氏によって711年に創建され、五柱の神さまを祀っております。

ですが、もともと稲荷山というのは…

 

 

 

 

古代ツクヨミルートであり、

 

 

 

 

そこには食の女神さまが祀られていたのですね。

 

 

 

 

これが、古代の伏見稲荷大社となります。

2024年はこの稲荷の起源もやっていきますので、よろしくお願いします😅

出ました、佐太彦(サダヒコ)こと、猿田彦大神の天狗の始まりですね✨

 

 

※元伊勢外宮豊受大神社⛩️

 

 

さて、お稲荷さんの正体、それはウカノミタマ(宇賀御魂命)となりますよ。

 

 

 

 

古事記…宇賀御魂(スサノオの5番目の子供)

 

 

 

日本書紀…倉稲魂(イザナギとイザナミの子供)

 

 

 

 

ですが、私は先日、天橋立の元伊勢に行きましたら、なんと外宮の豊受比売大神(トヨウケヒメ)はウカノミタマであることがわかりました😅

まさか、ウカさまがいらっしゃるなんて夢にも思っておらず…

 

 

 

 

なんでだろう?

 

 

 

 

と首をひねっていたら、伊勢神宮外宮に伝わる古文書「延暦儀式帳」に記されておりました。

 

 

 

 

「伊勢の外宮に鎮座するウカノミタマノミコトは、天照大神の朝夕の大御饌(おおみけ)を仕へ奉る神なるが故に、オオミケツ神と申す」

 

 

 

 

 

つまり、ミケツ神は称号名であり、鎮座した御祭神はウカノミタマであったのですね。

京丹後に降臨した天女トヨウケヒメは、トヨウカヒメであり、この役割をスサノオの八王子が引き継いだのです。

 

 

 

 

 

このスサノオこそ、日本誕生の神であり、

 

 

 

 

日本書紀以前の神社の7割が、このスサノオと八王子とその孫たちが占めていたのですよ😅

 

 

 

 

スサノオと結婚したのが稲田姫(イナダヒメ)であり、ここから八柱の子供(八王子)が生まれ、一族がものすごく子孫繁栄したので、

 

 

 

いなさか→弥栄(いやさか)→八坂

 

 

 

 

となまって、数字の「八」と結びついたということですね😅

トヨウケヒメというのは、この中の五番目の子供、ウカノミタマがその役割を京都で引き継いだのです。

 

 

※近畿五芒星

 

 

さて、ウカノミタマことお稲荷さんのすごいところは、816年、偶然にも和歌山で、空海さんと出会うところです😅

 

 

 

 

出ました、日本が誇る最高シャーマン、弘法大師空海❗️

 

 

 

 

仏教を広めたい空海さんから、「東寺に来て欲しい」とお願いされて、稲荷神は伏見稲荷に鎮座します。

 

 

 

 

ここから密教と結びつき、ヒンドゥー教の荼吉尼天と結びつけられ、仏教のお稲荷さんとしても発展していくのですね。

 

 

※太皷谷稲成神社

 

 

と言うことで、お稲荷さんと言うのは、

 

 

 

 

 

出世の神さまでもあり、

 

 

 

 

神道と、仏教の両方で、信仰が拡大されていったのです。

 

 

 

 

 

新嘗祭は、本当は秋祭りではなく、古代ではもっとも大切な冬祭りでありました。

ですが、秋祭りが拡大されるうちに、お正月にその役割を奪われてしまったのですが、

古代日本において、とても大切な祭日だったのですね。

 

 

 

 

と言うことで、今宵はお月さまに感謝をしていきたいですね🌕