海からやって来た福の神、エビス神のルーツ | 運の良い座敷童子的な生き方

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こんにちは😃

わたしは今日は娘のダンスの発表会があって、他校のお祭りに参加していました。

その後、広島市の盛大なお祭り、エビス大祭(えびす溝)に参加をして来ました😍



※胡子神社⛩️



今年は四年ぶりの歩行者天国になっていて、来場者がなんと30万人❗️

商店街がすんごいことになっております😅💦

胡子(エビス)神社は、広島市の中でも賑わいのあるえびす商店街の中にあるのです。





なんとわたし、お参りをして、対面式のおみくじを選ぶと、カランカランと鐘を鳴らされ、大当たりを引きました👀

なんと、小判をいただいたのです✨





ということで、気分を良くして今日はエビス神についての記事となります😅←単純

エビスさまについては、2024年に詳しくやっていくテーマのひとつとなります。






さて、広島市というのは、古代は海人族の定住地でした。

それどころか、おそらく一大拠点都市でもあったと思います😅




その証拠が、宮島の厳島神社です。

祀られているのは宗像三女神ですが、もともとは市杵島姫のみで、まさに海の守護神として代々の海人族に祀られていたのですね。




「厳島神社」と呼ばれているところは、本来はイチキシマヒメのみなのです。

末子継続なので、末娘のイチキシマヒメがアマテラスから祭司王を引き継いだからですね。





この弥山の山頂で、イチキシマヒメは葬られたのです。

つまり、宮島というのはイチキシマヒメのお墓、なのですね。





のちに、インドの弁財天と習合しますが、日本三大弁財天があるところは、海の女神を祀っているはずですよ。


※厳島神社



さて、恵比寿(エビス)というのは、何やらおめでたい、なんかありがたい響きがあるのではないでしょうか。

そう、七福神の中でももっとも古い福の神がエビスさまであり、唯一の日本の神とも言われています。





えびす様の総本宮は島根県の美保神社ですが、ここにコトシロヌシが祀られているのは、




コトシロヌシが海に飛び込んだ場所だからです。





そのほかに、ヒルコノミコトをコトシロヌシとして祀る神社も多く、





福男神事で有名な兵庫の西宮神社など、海の近くの神社ではヒルコノミコトを祀っておりますが、




ヒルコノミコトをエビス神として祀っている神社は間違いなく、古代では海人族の定住地であったところです。





なぜなら、ヒルコはヒルメの兄だからです✨





ヒルメというのは?





それは、





アマテラスの本名なのです😅

そうなのです、ヒルコというのは、不具の子なので、海に流された、イザナギとイザナミの第一子なのですね。




いわゆる四肢が不自由な障害児というのでしょうか、

ヒルコ信仰はアマテラスの兄となるので、天津神であり、のちにエビス神と習合して、海の守護神となったのです。




ヒルコが祀られている神社は、




兵庫県西宮市大社町にある廣田神社、かつてその摂社だった西宮神社、長田神社、生田神社がある兵庫県西宮市〜神戸は、海人族の一大拠点、なのですね。





もちろん広島もです😅

広島は毛利輝元の由来なのですが、毛利そのものが、三島の神(大山祇神)と深く関係するのですよ。




だから、毛利は瀬戸内海に多い苗字なんです😅←わたし





海人族というのは、今の海上自衛隊と保安庁と漁師さんのルーツとなり、1000年以上も水運と水軍を束ねていた一族となります。





そんな彼らが丁重に弔っていたのが、





水死体





なのですね😅

そう、海で亡くなった溺死体を、海からやってきた客神(まれびと)として丁重に弔っていたのです。




死者を丁重に弔うと、なぜか豊漁になったり、海難を逃れたりすると伝わっていたのですね。

潮の流れで、あらゆるものが流れ着いてくる港町だからこそ、そこにいるのは、




エビス神、





なのです。

それはすなわち、常世の国から流れ着いた客神(まれびと)なのです。




そして、



※USJ ハロウィンのゾンビダンス




今年のUSJのハロウィンで大人気だった日本人形ちゃんは、和歌山の淡島神社から年間2万個も供養される日本人形をUSJが借りたご縁から誕生したのですが😅←ファン





ここにもヒルコノミコトを祀っております。





だから、「淡島社」という摂社は、供養の気持ちで、手を合わせてくださいね✨





ヒルコは淡路島に流され、やがてコトシロヌシやエビス神と習合しますが、海人族がヒルコノミコトを祀るのは、





ヒルメの子孫でもあったからです。






イチキシマヒメがアマテラスの娘であるように、

海人族はアマテラスの子孫であるがゆえに、その兄弟のヒルコを丁重に祀っていたのですね。




※ヱビスビール



ということで謎が深まるこのヒルコノミコトことエビス神。

ヱビスビールのコトシロヌシの片足が浮いているのは、妻の三島のミゾクイヒメに通っているときに、ニワトリに足を噛まれて障害を負ったからなのです。




だから、美保神社の氏子さんは今でもニワトリを口にしないのです。





コトシロヌシはやがてヒルコとなった。





まさに歴史の一幕、なのですね。

ということで、おみくじの効果で一気に書き下ろしたエビス神でした!