日本には密かに「月の女神」がいる | 運の良い座敷童子的な生き方

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運の良い経理事務。 神話ファン。星読みをしています。

こんにちは。

今日は月の女神のお話となります😅

ようやく書くことができて、わたしが一番ほっとしております✨

 

 

 

 

さて、わたしは古代の日本誕生の歴史を追っておりますが、

日本の「お祭り」には、いくつかの意味があり、そのひとつに「政(まつりごと)」があります。




国を動かす祭祀として、とても重要な項目が「月を読む」ことでした。


※2020年撮影



日本は海に囲まれた島国だったため、海人族(あまぞく)がわたしたちの祖先なのですが、月を読めるものこそ、国を束ねる統領として君臨していたのです。




太陽☀️と月の神🌙は、対をなして生まれてきています。

太陽神はを司り、月神はを司るのは、日本の神話も旧約聖書も同じです。

ギリシャ神話では、太陽の神アポロンと月の女神アルテミスは双子の兄妹でもあったのですね✨


※出雲大社


しかし、日本は、「月の神社」がそんなに多くはありません😅

 

 

 

 

そもそも総氏神とされる伊勢神宮の外宮と内宮は、太陽の神アマテラスと、食物の神トヨウケノオオカミを祀っております。

しかし、もしかしたら奥底にものすごく大きな秘密があり、とある女神さまが本当は「月の女神」だったとしたら、歴史の奥が読めてくるのでは…とわたしは思っているのです😅

 

 

 

 

さて、月はその引力によって、潮の満ち欠けを起こし、さらにそこに太陽の引力が加われば、高潮が起こったり、地震を引き起こす予兆ともなります。




わたしもホロスコープで月読みをしておりますが、日蝕・月蝕を予知をして、地震すら読み取ることもできるその技術は、古代道教から修験道に受け継がれ、なんと江戸時代まで政治とともに受け継がれていくのです。





月が地球を一周するのに、29日間かかるので、女性の生理もこの周期なのですね。

この地球上のあらゆるものが、月の支配下にあり、生死を司っているのです。

この「月」を神格化したのが、月読命(ツクヨミノミコト)となります。


※満月🌕



月=つく

 

 

 

 

アマテラスやスサノオと並ぶ三貴神ですが、なぜか、「月の神社」というのが、本宮が少なく、摂社ばかりなのです😅

しかし、本当は古代から月の信仰は厚く、かぐや姫も月に帰ってしまうように、月に宿るエネルギーが海をも制していたのだと、わかっていたのではないでしょうか。






そんな、月を信仰する女神というのが、

 

 

 

 

「乙姫」こと、

 

 

 

 

豊玉姫(トヨタマヒメ)ですね。



 

豊玉姫の父神は、ワダツミとなります。

そう、海神ポセイドンの一族は、月を信仰していたのかもしれません。

 

 

 

 

山幸彦が亀に乗ってワダツミの都に辿り着き、すっかり3年経った神話こそ、「浦島太郎」の元になったお話でもありますが、

この浦島太郎伝説は瀬戸内海に点在しており、

もともとは大分県~愛媛県のあいだにある豊予海峡に現れたシイネツヒコが、この浦島太郎伝説のモデルとなった神だろうと思われます。

神武天皇の東遷を導いた、最初に現れた先導の神、でもありますね。


ヤタガラスの正体



海神ワダツミには別名があり、それが「豊玉彦(トヨタマヒコ)」なのですが、ワダツミの歴史を辿っていくと、福岡の志賀島が本拠地となっております。

直線状にあるのが対馬ですが、この対馬には和多都美(わだつみ)神社があり、祭神は山幸彦と豊玉姫を祀っております。

この対馬と志賀島のあいだにあるのが、壱岐(いき)ですね。





ツクヨミの信仰は、この壱岐から、のちに畿内にはいってきたのだろうと思われます。

なぜなら、

 

 

 

海の神は、海の安全を担うために、

 

 

 

 

を信仰していたから🌙

 

 

 


そして、北九州が「豊の国」なのは、卑弥呼の後を引き継いだ「トヨ」ではなく、

 

 

 

 

豊玉姫が君臨していた王国だったから、なのだと思われます😅

 

 

 

 

なお、愛知の地名に「豊」が多いのは、むしろ卑弥呼の「トヨ」の方かもしれません😅💦

トヨの正体は、こちらをご覧ください。


歴代の卑弥呼たち


 

 

古代の西日本は、「ポセイドンの国」だから、あっちもこっちも豊という地名なのかもしれないですね😅

トヨ=豊か、という語源があるのは、女神由来なのかもしれません。

日本はもともと、竜宮城の乙姫さまが君臨する王国でもあった、のですね。

 

 

 

だから、日本の国土は「竜の形」をしているのかもしれないですね🐉

 

 

 

 

さて、ワダツミを祖とする安曇氏が、京都に入ってきたので、「安曇川」があるのです。

ワダツミ→アズミとなまっているのです。

ワダツミの息子は「穂高の神」です。

信州の安曇野は、この穂高の神が君臨しており、穂高の神の子孫こそ、浦島太郎のモデルとなったシイネツヒコなのですね。





そんな浦島太郎は、ツクヨミを祖先としているはずです。

 

 

 

 

だからこそ、貴船神社の奥の宮は玉依姫(タマヨリヒメ)が祭神となっているのです。

そもそも瀬戸内海を含む南海道というのは、「ワダツミが統治している海」でもあったのです。




 

 

その南海道の王者こそ、神武天皇の父神であり、竜宮の女神トヨタマヒメを母とする、ウガヤフキアエズですね。

宮崎の日南市にある鵜戸神宮は、ウガヤフキアエズが生まれた場所となりますよ⛩️

 

 

 

 

さて、ポセイドン一族が月を信仰するのは、もしかしたらその不思議な力…「潮汐力を操作できる玉」のような技術を持っていたからかもしれません。

そうです、これがいわゆる龍神が持つ「如意宝珠」でもあります。

この「玉」をもつものこそ、まつりごとを制することができるのです。



 


 

山幸彦はこれを手に入れたので、海幸彦に勝つことができたのですが、この背景には、豊玉姫との結婚による、日向族による勢力図の交代、が潜んでいたのかもしれないですね😅

 

 

 

 

この「たま」こそ、

 

 

 

 

石上神宮につたわる秘儀、「鎮魂の儀」とも関係するのではないか、と思うのです。


※出雲大社広島分祠


 

潮の満ち欠けと、鎮魂には、なんらかの相互関係があるのかもしれませんね😅

 

 

 

 

さて、乙姫さまこと豊玉姫には、本拠地がありました。

これが、なーんと、大分県にある宇佐神宮なのですね。

これは、宇佐神宮の前身、「ヤハタノカミ」が来日する前のお話です😅

 

 

 

 

宇佐神宮の真ん中の御殿に鎮座される「ヒメノオオカミ」という女神さまは、もしかしたら豊玉姫のことなのではないか…と思うのです。

だから、北九州は「豊の国」なのです。

何度も書きますが、八幡神が来日する前のお話、です😅

 

 

 

 

宇佐神宮は本当は月を信仰する神社だった。

 

 

 

 

だから、

 

 

 

 

「うさ」

 

 

 

 

なのです。

 

 

 

 

あれは、本当に「ウサギ」から来ているのです😅

 

image

※読み書きそろばん♪

 

 

 

出雲に伝わる「因幡の白兎」は、本当にあった実話で、「宇佐氏がオオクニヌシに助けてもらった」お話で、祭祀を司る宇佐一族は、その後に大分県の宇佐を治めているのです。

 

 

 

 

これが、「宇佐神宮」の前身となります⛩️

 

 

 

 

因幡の白兎の舞台となったのが、鳥取県にある「白兎神社」ですが、

ここの祭神がなぜか「豊玉姫」と「保食神」なのは、そのせいなのですね。

 

 

 

 

「月の模様がうさぎにみえる」

 

 

 

 

から、本当に「うさぎ」を名乗っていたのです😅





さらにくわしく書くと、「もちをつくうさぎ」ですね。



 

 月=つき





から、





餅をつく、という言葉が生まれたのではないでしょうか😅

だから、ツクヨミ、でもあるのですね。

おもちをつくのは、男女の営みを意味して、生命の誕生を表すからです✨






宇佐神宮のヒメノオオカミが祭祀をしていたのは、大許山(おもとやま)ですが、あそこはウサギが住んでいる山なのだと、わたしもこのあいだ登って初めて知りました😅

ヒメノオオカミは、この山で3つ並んだ巨石を信仰していました。

その背後には、月が移っていたのかもしれませんね✨


※大許山

 

 


月読命は、イサナギの目から生まれ、壱岐から九州をまたぎ、渡来人とともに、京都に入ってきています。

 

 

 

 

徳島県の「阿波」こと、オオゲツヒメは、ツクヨミに殺されたのです。

その死体から食物の起源が発生しています。





ツクヨミも、オオゲツヒメも、とても古い神であり、月の引力は、潮の満ち引きだけではなく、食物の誕生にも絡んでいるようですね。





徳島県のオオゲツヒメは、ツクヨミの妻でもあったのかもしれないですね。





古来から、神と巫女はセットであり、夫婦でもあった、ということでしょうか。

 

 

 

 

宇佐神宮の前身は、月の神社だったのです。

ということは、全国にある海神神社や、豊玉神社も、に関係あるのかもしれません。

 

 

 

 

ということで、「なーんで月の神社が少ないのかというと、海神が信仰していたのが、ツクヨミだったから」でした😆




じゃあ、伊勢神宮の外宮の本当の祭神は、ツクヨミが正しいのでは…と思うのです。

すると、太陽と月で、バランスが取れるのですが、これは日本が女神信仰だから、かもしれないですね😅

 

 

 

 

外宮の女神さまが「豊受大神(トヨウケノオオカミ)」なのも、月を信仰する豊玉姫系の天女が、あの眞名井の神社にいたから、かもですね。





月と保食神は、深い関係にあった、

それは、もしかしたら、なんらかの理由で、古代では夫婦だったのかもしれません。





なお、本当に「新月の願い」は効能がありますので、ぜひ、月のサイクルに祈りを乗せてくださいね✨

 

 


 

なお、このお話、

 

 

 

 

「宇佐神宮には卑弥呼がいる」と硬く信じているのは、他でもない宇佐神宮だったりします。

正しくは、「宇佐神宮には初代卑弥呼がいた」でしょうか😅

だって「竜の玉」を持っていますから、最強の女神さまですね!




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