こんにちは。
今日は七夕ですね🎋
織姫と彦星の話は、奈良時代に中国から伝わったとされていますが、もともと日本には棚機(たなばた)という行事があり、合わさったようですね。
本来の七夕は旧暦7月7日なので、今年は8月22日となります♪
さて、日本🇯🇵は島国で、さらに中央構造線や日本列島を南北に引き割く大断層がありましたので、もともと海洋民族の国なのです。
これを海人(あま)族といいます。
天が「あま」なのも、雨が「あま」なのも、同じ由来なのですね。
コノハナサクヤヒメも織物を織っていたところ、天からくだったニニギノミコトと恋に落ち、結婚しましたが、
このふたりの間の子供が海幸彦であり、妻となる豊玉姫の父神が綿津見(ワダツミ)となります。
コノハナサクヤヒメは南九州の女神であり、父神が大山祇(オオヤマツミ)で、三島の神となります。
こちらは愛媛県の大三島にある大山祇神社が日本総鎮守として有名ですが、こちらも海上交通の要なのですね。
※大山祇神社⛩️
日本のおとぎ話で、「浦島太郎」がありますが、浦島伝説が残っているのは、やはり海のそばです。
古代では海を操る人たちが、この日本を行き来していたのですね✨
そんな複数の渡来系海人族と、縄文時代から火山のそばに住む縄文人との共生こそが、この日本の真の歴史なのかもしれないですね。
※2020年撮影
というわけで、前置きがすごく長かったですが、船乗りには欠かせないのが、「星」という目印でありました😅
アマテラスやツクヨミが太陽と月なのは、古代から海の満ち引きや、星の方角が船乗りにとって命運を左右するものだったからです。
住吉三神はオリオンの三つ星の神格化です✨✨
それにしても、海の満ち引きが、月による引力だと、古代の人は気が付いていたのでしょうか😅?
つまり、「どの星を信仰しているのか」が、それぞれの海人族のルーツにつながります😅
アマテラスは太陽、
ツクヨミは月ですが、
「天皇」の語源とされているのは、道教の神「玉皇大帝」です。
玉皇大帝=太一=北極星なのですね。
※日光東照宮(ツイッター読者さま撮影)
天皇は北極星を体現しており、五行のすべては北極星=太一を中心にめぐる、と考えられてきました。
そう、天皇はまさに陰陽の統合体でもあり、伊勢神宮の祭祀はそれを祈りに捧げました。
日本の平和は天皇によって呪術的に守られてきたのですね。
同じような思想で建立されたのが、日光東照宮であります。
本殿の上には北極星が上がるのですね✨
江戸は北極星によって守られている、ということなのですね。
太陽が出てくるところに伊勢神宮があり、日が沈むところに出雲があるのは、古代ヤマト国から見ると、出雲は北西にあり、乾の方角には死者の国があると考えられてきました。
星と暦の関係は、とても深いもので、わたしたち現代では「時計」があるので、日付や時間はすぐにわかりますが、古代ではそういったデジタル社会ではなかったので、暦を知るのはとても重要なものだったのですね😅
そういった星の配置や暦を読んでいたのが、「巫女」という存在だったのです。
間違ったら命の危険があるので、そりゃもう必死😅
まさに命がけの星読み…だったのかもしれないですね。
逆に言うと、
そういったロジックを先読みできる人間こそ、重宝されていた、と思うのです。
満月はいつか、新月はいつなのか、そういった潮を読め、海を突き進んでいく技術を持った人こそ、「ヤタガラス」だったのです。
神話に残る真のヤタガラスは、「水先案内人」だったのですね✨
現代でいう、グーグルマップですね😅←怒られるぞ
古代の日本はこういった星や暦を読みながら、川を下り、勢力を拡大していきました。
今宵は雨ですが…☔️
天の川を思い浮かべながら、古代に想いを馳せていきたいですね♪
なお、
「隕石」も星のカケラ、だったりします😅
そういった突如落下してきた火球のような巨大隕石こそ、縄文時代からのご神体、なのかもしれないですね✨✨
隕石は恐竜を絶滅に追いやっただけの威力があると言われているので…
そりゃ、すごい作用があったのでしょう🤭