Amazonのe託、ご存知だろうか?
Amazonには
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Amazon e託販売サービスは、出版社・メーカー様の商品をAmazonの配送センターに委託で在庫をお預かりするセルフサービスのプログラムです。
・委託する商品に、ISBNバーコードもしくはJANバーコードが印刷されていること(バーコードシール貼付も可)
・委託する商品の販売権を有していること
・Amazon e託販売サービスで委託が可能な商品であること
委託可能な商品は「書籍・雑誌」、「CD、高音質メディア(DVDオーディオ、ブルーレイオーディオ等)、レコード、カセット(国内盤のみ)」、「DVD・ブルーレイ(国内盤のみ)」、および「ソフトウェア(国内盤のみ)」となっています。
以上を含む参加条件/サービスの詳細については、規約、ガイドラインをご確認ください。
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とあります。
FBAと違います。
フルフィルメント by Amazon (FBA) とは、
Amazonが出品者に代わって注文を受け、商品を出荷するプログラムのことです。
商品の出品者はAmazonに在庫を預けるという事です。そのためAmazonには月額で保管料を支払います。
e託販売サービスはAmazonに自社商品の委託販売をお願いするようなイメージです。
・年間で9000円ほどの利用料がかかります。
・卸価格は定価の60%
・Amazonへ納入する送料は自己負担
・Amazonから返品される商品は全て代引による自己負担
となります。
これが前提です。
これでも採算は件数を重ねれば取れるかと思い、契約。
月間20件ほどの納入依頼があったが1件当たり1冊か2冊の納入依頼。。。
ここで思惑と違ってくる・・・(1件あたりの冊数が少な過ぎる。最低限の納入依頼を繰り返す)
つまり商品の納入価格に対し送料の負担割合が大きくのしかかってくる・・・。
例えば800円の本であれば、Amazonへの販売は480円。送料はこっち負担なので
極力抑えなければならない。なので追跡番号が出るクリックポストにした。185円。
利益200円残りません。ここに梱包材・本の製造原価を考慮するとほぼ利益は出ない計算になります。
そこにコツコツと梱包する手間をかけて作業することになります。なので赤字です。正直。
最低でも1注文につき3冊以上無いと厳しい状況で1件当たりの注文冊数平均は1.3冊でした。
それでも続けていけばそのうち、販売も軌道に乗ってくるか・・・と思った矢先、事件は起きる!!
(次回に続く)
#Amazon
#e託サービス
#e託サービス赤字