9月に入りました。

 

お稽古で

大人の生徒さんが

稽古のまとめノートを

見せてくださいました

 

 

生徒さん:「私のお手本なんです」

 

 

昨年の教書誌への掲載作品には

作品に年齢が書かれていました。

 

”91才 フジエ”

 

 全くお会いしたこともない方ですが

年齢まで書かれていたのでよく覚えています。


その後、7月号にも掲載。

力強い運筆で書かれていました。

 

「フジエさん、最近はどうなさっているんでしょうね」

「この写真をみて、

私も気力もらっているんです

私よりお姉さんでも

頑張ってらっしゃるんですよ」


 80代中頃になる生徒さんは

そう仰いました。

 




 

先日、市内のカフェでSho展を訪ねまして



素敵な小作品は勉強になりました


展覧会の作品とは異なり小作品です


なんだか私も作ってみたくなりまして

早速、来年7月に同じサロンを予約をしました。

 

初めてなので、全てが手探りですが

前文の生徒さんに話したところ

「次回までに考えなきゃ」と気持ち万全。


年齢的にいつまで続けれるかな、と

仰ってましたが、

新しい目標に気力が出たようです。

 

 

今回は一般部の生徒さんと一緒にと

考えていますが

 

とてもワクワクしています。

 

 


ワクワクがドンヨリに

変わりませんよーに


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

高校生の生徒さんは

小筆の練習が加わります。

 

 

Bちゃんは、夏休みに入り、まとめて時間が

とれたようで3時時間ぶっ続けの練習。

お疲れ様でしたにっこり

 






8月は教室内の雰囲気が変わり

展覧会や席上揮毫など、目標の有無で

ちびっ子の練習姿勢の違いに驚きます。

 



私が専門とする近代詩文書。

師は撰文の重要さを仰います。

 

作品を書いても

「ありきたり」

「この撰文、内容が薄くない?」との批評に

自身の教養の薄さを痛感することも多々あります。

 


文章が良くても、主役の文字がどうなのか?

等、色々ポイントがあり、

「読める言葉を書けばいい」って

もんでもありません。

 

 


吐息らしく宿墨で


 

 

そんなこともあり、

私も一緒にちびっ子たちの

夏休みに提出する自由課題を考えて

楽しみます。

 

 

 

生徒さんに夏休みの様子を尋ねたところ

「毎週、開催しているお祭を探して参加しています」との

会話から「夏祭の夜」。

 

ちびっ子たちが、賑やかな時に「元気な声」を。

 

 






出校日提出まで残り2週間ですニコニコ


 

 

 

 

 

昼も夜も茹だる暑さ。

何をしててもかわいい

夏休み。

生徒さんたちは、せっせと宿題に取り組みます

 

教室の方針は

自分で決めること。

 

どんな課題を書くのか、

どれを提出するのか等

できる限り口を出さないように

見守ります。

 

難しい課題を挑戦的に書きたいのか

優しい課題を完璧に書きたいのかなど

個々で異なります。

 

入会して間もない頃は

「課題、どれがいいですか?」と

聞かれることもありますが

「自分で決めようか」と返します。

 

 

 決断には後々

「こうすればよかった」

と反省はあるかもしれませんが

失敗はありません。

 

 

 

とある書家の先生と話の中で

最高の指導は”指導しないこと”


そう仰っていました。

 

手本を書けば、その通りに書くから

それなりの良い作品ができあがります。

 

一つの方法ですが、

やはり自分の顔を出す作品には

試行錯誤することなのでしょう。

 

 

学生の生徒さんたちには

目配りも含めてフォローが必要ですが

自分で考えて取り組むことを

大切にしたいです。

 

時間がかかるかもですが。

 

 

 

 


授業で生徒が割り箸で書いたハガキ

言葉が沁みる。。。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7月は私の誕生月です。

 

蘭月という雅号。

7月という意味があります。

 

若き18才の頃。

師より雅号を考えなさい、との話があり。

確か受験前だったかテスト前だったかで

「私が考えておく」と母より提案してもらい、

決めた雅号です。


 

 

6月は中日展や熱田神宮の献書大会で

忙しなく過ぎていきました。

 

熱田神宮で受賞した「市長賞」。



練習時には無になって、

コツコツ練習に取り組んでいるので

笑顔が見る機会がなく

頂いた写真は

 大きなトロフィーと笑顔の写真で

嬉しいものでした。






忙しい家族との時間に

書道の作品があることは

私も嬉しく思います。

 


海外からも出品


今回の中日展。

創立90周年の企画が

目白押しでした。

 

先生方の揮毫や臨書作品。

 



今回、私の師は「木簡」臨書。

毎週お稽古時に少しだけ見せてくださいましたが

毎週作品が変化していて、どれほどの気力が

あるのだろうと圧倒されます

 






何はともあれ、7月。

夏休み課題も始まりますので

瞬く間に過ぎそうです。

 


6年生にハガキ。



3年生。



遊びゴコロも大切ですウインク

 


 生徒さんが。

「部活の顧問から依頼された」と言って

エッコラエッコラと練習。

 

「射姿顕心」

~射る姿にその人の心が顕(あらわ)れる~

 



 

作品を持って行くと、

先生が額縁を作ってくださり

部内に展示されているそうです。

 

忙しい校務の中で作って下さったとは。

先生に私も感激です。

 

ありがとうございますおねがい

 

 



6月に入り、地元の中学では、

テストが近づいてきました。

 

そして今週末は硬筆検定が実施されます。


今週末の受験日と学校のテストを控える

中学生は大忙し。

本日の稽古でも模擬テスト実施。

 

普段も硬筆練習は行いますが

手本の有無で難しさが違います。

その上で、行書の暗記。

 

なにはともあれ。

合格しますよーに祈念していますスター

 


過去問をしっかりと


 

今週末より地元展覧会「中日展」が始まります。

今年は90周年の記念展で、

ナディアパークでのイベントや

県美(芸術文化センター)で揮毫会。

 

6月15日(土)ナディアパークよりスタートします。

15日(土)は、創玄書道会川合玄鳳先生。

16日(日)は、私の兄弟子、廣澤凌舟の揮毫。


 

6月22日(土)県美では師安藤滴水。

タテ作品を揮毫すると伺いました。

 

他にも鬼頭翔雲先生や伊藤仙遊理事長など

読売系の先生方の普段見ることのできない揮毫。

 

中日展では、私の作品とともに、

生徒さん達の力作も展示されます。

表具され、表情が変わる作品。

 

 

 

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存分に楽しむために

私は体力温存します。

 

 


初、中日展。入賞おめでとう㊗️