■自分の体を信じて今は何も治療しないことにしました
本日からの抗がん剤治療薬、一旦飲むのはやめました。
土曜日でしたが、本日は当直医として主治医がいらっしゃたので、直接相談することができました。
主治医もその方が良いのではないかと思うということで、今は抗がん剤は飲まず、３週間後に診察時にまた判断することにしました。主治医と話せなかったらこんなに簡単には行かなかったと思います。
今回の血液検査で今まで基準値以下だった白血球数が7900まで大幅に回復していたので、体内で免疫力が頑張っているのではないかと思いました。白血球数が増えたのはCRPが2.97と炎症反応が徐々に増えてきているので、単純に癌が増えてきているためかもしれませんが、私的判断です。
８月に心臓へ癌が転移して動けない体になっているのも、意外と癌の増殖を抑えているのかもしれません。運動したり筋トレしたりすることは、癌が無い時にすべきで、癌がある時は増殖の手助けをしていたのかもしれません。若いと癌の進行が速く、おじいちゃんだと癌の進行が遅い、これは運動量やじっとできるかに掛かっている気がします。
ここ最近は寝た切りに近いです。一日中物凄い眠気が襲います。眠いからといって睡眠中の息を確保するために簡単には寝れませんが、ウトウトとしている時間も多いです。横になっているか安静にしているかで運動量は非常に落ちた状態の生活をしています。
１日で睡眠や横になっている時間は１２時間くらい。食事の時間が８時間。殆どが寝てるか食べてるかで、カロリーの消費も少なくなっていると思います。
１日２０００カロリー以上必要なはずですが、そこまで摂れてなくて体重を６０ｋｇ前後でキープ出来てるのも、動いていないからだと思います。
それから若いころより大幅に減っていたとはいえ、ほぼ毎日出さなきゃ気が済まなかったものも、入院以来ここ１ヵ月以上出していません。出さなくても大丈夫になり落ち着いてきました。今思うと男性ホルモン関係が細胞分裂を早めていたのではないかと思います。
落ち着いた生活をしているうちは、免疫力が上がってきて抗がん剤無しでもいけるかもしれないと思いました。心臓への転移により、身体があまり動けなくなったので逆に良かったのかもしれません。そうでなければ今まで通り動いたり運動したりしていると思います。
寝れない時期には癌の進行が速く、寝れるようになってからは遅くなった感じがします。寝ること、安静にしていることが抗がん剤と思って今の状態で延命を続けていきたいと思います。
睡眠や休憩を確保してストレスとうまく付き合いできれば癌にもならず、なっても再発せず、再発しても転移するまでには至らなかったかもと思います。寝ることの重要性を今更ながら痛感しています。