■予想外の結果
今回の記事は長いですけどお付き合いください。
今日は検査、結果確認、治療等で一日中病院となるため会社を休みました。
大腸内視鏡検査を主軸に優先して、①尿検査、②血液検査、③レントゲン撮影を最初に行い、④大腸内視鏡検査のための下剤と便の確認、進捗状況を見て⑤耳鼻科でPET検査の結果確認、⑥大腸内視鏡検査、⑦放射線科受診、⑧消化器内科で胃カメラと大腸カメラの検査結果確認、そして最後に⑨オプジーボ21回目投薬しました。
一日病院で長かったですねー
内容盛りだくさんなので以下①〜⑨に分けて書きます。
●①尿検査 8:40
●②血液検査 8:50
●③レントゲン検査 9:00〜9:10
①②とも耳鼻科受診の時に結果確認して問題無し。
③は聞き忘れました。何も言われなかったので多分問題無いかと。
●④大腸内視鏡検査のための下剤と便の確認 9:20〜13:10
まず、今朝はお腹が痛くて起きたので昨夜のピコスルファートの下剤が効いていました。
そして病院でも下剤です。
最初に1ℓのモビプレップという食塩水みたいな透明な下剤を1時間くらいかけて飲みました。その後にお水も500㎖飲んで便の状態確認です。
まだ便の色が基準に達せず、追加でモビプレップ500㎖、お水250㎖飲みました。
それでもまだ透明にならなかったので、モビプレップは全部飲むことになりました。この待合室にいる人で全部飲んだのは私だけかも?
結局モビプレップ2ℓとお水1.5ℓ飲みました。いつも飲み物はよく飲むので、飲むのはそんなに大変ではありませんでした。
色がいつまでも透明にならなかったのは黒ニンニクのせいだな黒ニンニク恐るべし
看護師さんのOKが出た頃には13時を回っていました。
●⑤耳鼻科受診とPET検査の結果確認 13:10〜13:30
耳鼻科受診が予定より遅くなり午後からとなりました。
右脇のシコリについて、PET検査結果を含めて説明がありました。 オプジーボの治療中のため、これがガンの転移なのか、そうでないのかPET検査の結果からだけでは何とも言えないということでした。
治療法があまり残されていない延命治療中なので、白黒はっきりさせる必要はないので、グレーのまま患者のために配慮されたのかもしれません。
それから中咽頭がんから脇のリンパ節にガンが転移することはあまりないそうです。他に考えられるのがオプジーボによりリンパ節が腫れることがあるということで、その可能性もあるということでした。
最近そのような事例が集まって来ているそうです。
右脇の他に首のリンパ節周りにも丸い光が集まっていました。これも同様にオプジーボの影響で腫れているかもしれないということでした。
転移したと思い込んでいたので、これは予想外に良い結果となりました。
日常生活に支障をきたすことがなければ、当分様子見することになりました。
もう一つ意外だったのがガンがあったはずの咽頭付近に光があまり集まっていませんでした。あまりハッキリとは見えなくなっているそうです。
咽頭ガンがどうなっているのかはわかりませんが、糖分を集める力を失いつつあるのかもしれません。
●⑥大腸内視鏡検査 13:40〜14:30
痛みで苦しむと思っていましたが、今回は時々痛む程度で比較的落ち着いて検査を受けることが出来ました。冷や汗も出てないです。途中にポリープがあるという言葉も雰囲気から大丈夫そうだなと思いました。
●⑦放射線科受診 14:40〜15:00
放射線科の先生は体全体を対象としているので、喉だけでなく体全体の観点でもお話を聞くことが来ます。
最近のオプジーボの症例も勉強されているようで、ガンが肥大化した後に縮小していく症例も出てきているということで、オプジーボが効かなくなってきたからと途中で諦めるのではなく、使い続けることが良いということでした。
オプジーボ治療中に効かないような状況が現れても、信じて使い続けることができます。今の治療を信じることができるということがどれだけ心強いことか。これは嬉しい情報で希望が湧いてきました。
●⑧消化器内科受診(胃カメラ、大腸カメラ検査結果の確認)15:10〜15:45
10/25に実施した胃・十二指腸内視鏡検査と、本日実施した大腸内視鏡検査の結果について消化器内科の先生から説明を受けました。
まず、どちらとも大きな問題はありませんでした。
胃と十二指腸は問題無し、咽頭に放射線治療の跡があるということはその通りです。食道が荒れていたので病理検査に出した結果、問題無かったと聞いてこれは意外でした。食道は咽頭に近いので転移していても不思議ではないと覚悟していたのでこれは良かった!
大腸はポリープが2か所あった以外は問題ありませんでした。そのポリープも今の段階ではガンではないけど、いずれガン化してくるものなので、切除しておいたほうが良いということでした。大きさはどちらも5㎜程度ということで、切っても切らなくてもどちらも正解ということでした。
この大きさであれば今回と同じ内視鏡を使って切除できるということでした。今の治療を最優先に考えていいので、どうするかはお任せするということでした。
予約は半年先まで埋まっているそうでしたので、すぐにできるものではなかったので予約だけ入れておくことにしました。キャンセルは前日までできるということでした。
今日の結果でこの先希望を持つことができたため、まだ何年か先のことを考えて切除しておこうと思いました。
●⑨オプジーボ投薬 15:50〜16:40
治療前に実施している、血液検査、尿検査、体調とも特に問題無かったので、21回目のオプジーボ点滴を行いました。
このオプジーボの治療が思ったより効いているのかもしれない。リンパ節の腫れなど未知なる副作用も出てくるかもしれないけど、希望が持てる治療です。続けて行こうと思います。