その弐 二つ玉低気圧
日本南岸を通過時や，日本海で猛烈に発達してしまう低気圧。
時々は，北と南の低気圧が2個連なって，日本列島を通過することがあります。
この場合，二つの低気圧が日本東方海上でまとまって猛烈に発達することがあります。
いずれの低気圧通過も寒冷前線通過時に，激しい風雨・風雪をもたらします。
スピードも速いので，天候の変化も激しく，4月～5月に発生するので，メイスト―ム＝春の嵐とも呼ばれます。
実際の天気図を見てみます。(天気図は気象庁のサイトよりお借りしました)
二つ玉低気圧です。
南側の低気圧の速度が65km/hと速いですね。
北海道は前線の間にあります。
穏やかと言ってよいかどうかは，遠く広島の地に居た私にはわかりません。
大陸の低気圧も速度を上げました。
北海道の上まで来た低気圧は988hpaと一気に発達しています。
天気図を見ただけで，海・山これから大荒れになる，ないし，もうなっていることは容易に推測できます。
知床半島上を寒冷前線通過です。
この頃，一気に強風にみまわれたのは確実と推測できます。
低気圧は発達したまま速度を落としました。
以上。
あ，あんまり明るい気持ちにする記事ではない点，ご容赦ください。
ナイトクルーズ出航前に@1982年
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