12月の活動報告 ~年明け挨拶~
とても遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。
遊木です。
七草粥を食べる頃までには、初回のブログを更新しようと思っていたのですが、気付いたらもう月の後半ですね。
驚きです。
毎年、年明けから年度末までは何かと忙しいので、タスクを溜め込まないよう気を付けたいところ。
ということで、先月にちょろっと予告していましたが、12月の活動報告です。
先月は沢山出かけました。
□制作関連
〇漫画関連
引き続きキャラデザ、追加設定の調整、ネームの修正などをしていました。
キャラデザについては、ある程度詳細を詰めた後、実際に背景と重ね、色彩のバランスや映えの確認をしていました。
現在制作中の作品はリアルベースの世界観なので、“現実っぽさ”と“漫画としての映え”のバランスで頭を悩ませています。
月の後半では、新たに追加した設定とネームの修正で頭を抱えていました。
ここ数年で実感したのが、漫画の設定や物語は、筋を通そうと思えば大体が何らかの形で繋がる、ということ。
もちろん、めちゃめちゃ悩まないと繋がらないものもありますが、「絶対無理!」はないのではないかと思っています。
一方で、“筋が通ること”と“面白さ”は必ずしも一致しないということも、ひしひしと感じています。 綺麗すぎる論理は予定調和になりやすく、読者に飽きられやすい。
ただ、私は出来る限り、物語の筋を気合や感情だけで解決しないようには気を付けています。
かつて、新人賞を取ったときに評価された点のひとつに、「多くの場合、感情で片付けてしまう点にしっかりトリックをつけている」という部分があったので、今後も自分の持ち味として意識していきたいところ。
〇年賀絵
30日ぐらいになって、「しまった、年賀絵忘れてた!」となりました。(恒例)
まぁ、どうせ元旦には間に合わないとわかっていたので、他の作業と並行してぼちぼち描きました。
三が日以内に公開出来たので、私としては優秀な方。
□夜の横浜イルミネーション2024-2025
先月、横浜が首都圏で初めて「日本新三大夜景都市」に選ばれました。
ヨルノヨやスパークリングトワイライトなどの取り組みが評価されたようで、少なくとも今後3年間、横浜は堂々と夜景を売りに出来ますね。
さて、そんな背景もありつつ、毎年徐々に拡大する冬の夜のイベントですが、今年はついに『夜の横浜イルミネーション』という形でまとめられました。
配布されていた情報冊子を見た限り、『ヨルノヨ』と合わせて二大看板とし、その他のイベントは大体がどちらかとの連携企画としてまとめられたようです。
細々としたものまで含めるとかなりの数で、何だかすごく強化されたデジタルスタンプラリーもあったので、「もう、堪能し尽くそう」の精神で、様々なイベントに顔を出しました。
ということで、一挙ご紹介。
〇ヨルノヨ 夜にあらわれる光の横浜
今年は、山下公園と大さん橋がメイン会場でした。
使用された音楽はテクノポップで、去年より、街全体のシンクロ演出とマッチしていたように思えます。
ヨルノヨの光は、電飾イルミネーションより光線がメインなので、ちょっとサイバーパンク味がある演出が合うんですよね。
〇Winter Wonder Park Yokohama 2024
山下公園にて初開催のイベント。
横浜にスケート場が増えました。
〇アメリカ山公園 ROOFTOP ILLUMINATION ~Night Rose Garden~
恒例のイルミネーション。
今年は、みなとみらい線と連携したSNS企画がありました。
〇アートプログラム ZOU-NO-HANA FUTURESCAPE PROJECT 港の夜の夢
これも恒例になりつつあるアートイベントで、以前開催されていた「スマートイルミネーション」の後継のような雰囲気。
個人的には、TIME EMITの作品が面白かったです。
タップダンス、映像、そして独特の音との組み合わせがとても良かった。
〇アートプログラム 「もしここがブラックホールだったら」未発見の小惑星観測所
以前黄金町で、同シリーズの作品を鑑賞していたので、「ほほう」という感じで探しに行きました。(マジで探索が必要なんだよ!)
一昨年頃から、水町通りがアートプロジェクトに使用されるようになってきましたね。
〇アートプログラム 「雲になる日」
木村崇人によるインスタレーション作品で、象の鼻パークで開催されました。
屋外炬燵は良いですね。
視覚的にも面白い作品でした。
〇コカ・コーラ クリスマスドローンショー
ほぼゲリライベントに近かった2023年とは違い、今回は事前告知があったのでとんでもない人間が集まっていました。 マリン&ウォーク周辺は歩けなかった。
私は前回の経験上、真正面じゃなくても結構見えることを知っていたので、一番の激戦区にはいませんでしたが、それでもかなりの人口密度でした。
おまけに、風の影響で開始が30分近く遅れたのでサムイサムイ……。
しかし、花火を効果的に使った内容にアップデートされていたり、見応えは十分だったので……許す!
〇赤レンガ イルミネーションガーデン
今年はクリスマスマーケットには入らなかったので、外のイルミネーションガーデンだけ堪能しました。
毎年ここの飾りつけはカワイイんですよね。
〇MMテラス Starry Night Xmas
これも初めて行きました。(初開催?)
ジャズの演奏を聴きつつ、ホットワインを堪能。
〇YOKOHAMA CONIGHT
市役所で開催されたプログラムで、おそらく今年初開催です。
〇大岡川アートプロジェクト「光のぷろむなぁど2024」
蒔田公園で開催されたイベントです。
地元の子供達や地域の人が中心となって開催されていました。
〇山手イタリア山庭園キャンドルガーデン
毎年逃していたイベントにようやく行けました。
山手はキャンドルアートが映えますね。
〇ヨコハマイルミナスクエア
横浜駅西口のイルミネーションです。
去年と雰囲気が変わりましたね。
〇各地クリスマスツリー
年々クリスマスツリーが増えていくので、どこまで回収するか迷います。
〇その他
彼我庭園ライトアップ
日本大通りSDGsイルミネーション
アイキャナルストリート
ホテルニューグランド
ここに載せていない細々したイベントやイルミネーションスポットも、ほぼ回収したと思います。
ちなみに、やたらハードモードになったデジタルスタンプラリーは、72個中70個まで集めました。
(流石に1600円のカクテルを飲みに行く覚悟はなかった……)
□横浜市西区制80周年 西区キャンドルアート2024
横浜美術館前で開催されました。
初めて生ひこにゃん見た。 正座して欲しい~。
ところで、なんで横浜西区のイベントにひこにゃんがゲスト出演するんだ?と疑問に思っていたのですが、西区と彦根市は井伊直弼で繋がっていたよう。
なるほど!
にしまろちゃんとひこにゃんの撮影タイムが終わると、フェリスOGによる合唱があったのですが、それがすごく良かったです。
私、ゴスペルとか合唱聞くの好きなんですよね。
□アニヴェルセル みなとみらいキャンドルナイト
観覧車の足元あたりにある結婚式場です。
式場の中に入れてくれるということで、観に行きました。
庭園にはキャンドルライトが飾られ、ジャズの演奏イベントもありました。
□プロジェクションマッピング「Osanbashi Yokohama Night Aquarium」
大さん橋内で開催されている企画です。
水族館をイメージしたプロジェクションマッピングで、高精細な映像の中に、様々な生きものたちがいます。
多分、まだ見られると思います。
□伊豆旅行
詳細は前回の記事をどうぞ。
□ピーターラビットカフェ
ハンマーヘッドにあった店舗が閉店するということで、最後に行ってきました。
実はコンセプトカフェに入るのは初めてだったのですが、各テーブルに絵本や人形が置いてあったり、店内にフォトスポットがあったり、なかなか可愛いものですね。
□LOUIS VUITTON HOLIDAYS CAROUSEL
突如、横浜美術館前に現れたメリーゴーランド。
ルイ・ヴィトンの2024ホリデーシーズンのテーマが「魔法の世界への冒険」ということで、そのカルーセルを、文字通りメリーゴーランドとして具現化するプロジェクトだったようです。
実際に乗れるものの設置は、日本では横浜のみだったよう。
□横浜山手西洋館 世界のクリスマス2024
2023年に引き続き見てきました。
このイベントは、クリスマスを通して様々な国の文化を学べるので、普通に勉強になります。
同じクリスマスイベントでも、国によって全然違いますしね。
ただ、今回は全体的に質素というか、情報量が少なかった印象。 2023年の方が豪華な展示が多かった気がします。
□神奈川県立歴史博物館 本店本館創建120周年記念 横浜正金銀行
本館創建120年ということで、これまでの歩みをまとめた展示が無料で公開されていました。
かつての館内の様子や、震災や戦災による崩壊と補修工事の様子、当時の関係者がどのように仕事をしていたかなど、興味深い資料も多数ありました。
現在は博物館ですが、館内の構造には銀行だったときの名残があります。
補修工事のため2026年9月までは休館ですが、気になる方は是非、休館明けにでも行ってみて下さい。
□横浜地方気象台
山手には何度も行っていますが、初めて地方気象台が開館しているのに出くわしました。
(後日行ったときも開いていたので、もしかして最近開けるようになったのかな?)
ということで、中を見学です。
建物自体が有形文化財で、自由に見られるスペースは狭いですが、その範囲内でも時代が感じられる作りで興味深かったです。
現在は関東大震災で観測したデータや記録、崩壊した街の様子や各地の被害状況などが展示されていました。
□年越し
久しぶりに横浜で年越しをしたので、カウントダウンや花火を観に行きました。
とにかく外国人だらけで、キャリーケースを引いている人も多かったです。
外国人の年越しの様子を見ていると、除夜の鐘を聞きながら年を跨ぐ日本の文化(日本というか、仏教の文化だと思いますが)は、なかなか不思議に思われそうです。
テンションが違い過ぎるよな。
私は、ぬるっと外の文化を取り入れる(ときに魔改造する)柔軟さも日本の伝統だと思っていますが、何を取り入れても、深い部分では日本独特の“重さ”がじんわり引き継がれていけば良いなと思っています。
その両立こそが、日本のお家芸だと思うので。
インスタにも沢山写真を載せたので、よろしかったらそちらもどうぞ。
12月はかなりフットワーク軽く活動できたので、この感覚を忘れずにいたいです。
作業が詰まるとどうしても引き籠りになるので、「外に出る理由」を自分で見つけて行かなくては……。
ということで、魂に沁みついた引き籠り根性から脱却したい2025年が始まりました。
今年も、Random Walk共々よろしくお願いいたします。
aki