学び場
須々木です。
学生の皆さんは受験シーズンですね。
そんなわけで、本日はRWにおける「お勉強」のお話。
RWではここ数年、年度末に一年の総括&次年度の方針を議論しまとめているのですが、さかのぼると「2021年度のサークル方針」で(たぶん)はじめて以下のような直球の文言が登場します。
新型コロナ収束までの期間を有意義に活用すべく、広く勉強し見識を深める。
当時は、2018年4月からスタートした「超結果重視型システム」の終わりが見えてきたあたり。
次のステップを考えたとき、各々痛感するところがあったのでしょう。
ざっくり以下のようなことが共有されました。
- コロナ禍は当面続くだろうから、今こそ引き籠って勉強しよう。
- 効率的に学べるというのは、集団の強み。
- 勉強する中身がどうというより、そもそも「勉強のサイクル定着」を目指すのも一つの手。
- RW的に最適なやり方を模索していこう。
そして、その次の「2022年度のサークル方針」では、上記項目も内容的にアップデートされて、
幅広く学び知識を蓄え見識を深めつつ、論理的思考と再現性意識の強化による創作効率化を目指す。
「新型コロナ収束までの期間を有意義に活用すべく」については、コロナ禍と関係なく学びまくらねばならないとの思いが強くなり削除。
「論理的思考」「再現性」あたりがキーワードとして追加されました。
かなり根本的なところに立ち返った感じです。
RWにおける直球な“学び”は、それまでの試行錯誤を経て、2022年の前半には「義務教育レベルの知識を広く活用した頭のトレーニング」みたいなものに落ち着きました。
遊木もブログで触れていますが、これが「リベンジ義務教育」ってやつです。
ミーティングの時間の一部を割り当てて、結構マジメにやっています。
「改めて振り返ると、学校教育で扱っていることは当時思っていた以上に理にかなっているな」という話はサークルでもたびたび触れられます。
ただ問題なのは、理にかなっているけれど、現場で導く立場の人間が、その“理”をうまく伝えられていない点。
大人がそもそも理を理解していない場合もあれば、伝えることを軽視している場合もあると思いますが。
とにかく、今だからこそ分かる諸々を踏まえ噛み締めつつ、リベンジしてやろうというわけです。
そんな、復習のような復讐のようなやつです。
一人では必要と思ってもなかなか取り組めなかったり、取り組んでも継続が難しかったりしますが、そういう状況でこそRWが培ってきた「個と集団の両立」が活きるというもの。
四苦八苦していますが、今後もより良い学びのサイクルを確立していきたいものです。
学びの場として考える場合、その活性化においては、やはり単純にメンバー数も重要になってくるでしょう。
その意味では、「仲間募集」の再開も重要な意味を持ってくると思います。
知識や経験を持っている人は当然良いのですが、旺盛な学習意欲を持っている人も是非という感じです。
「遊んでばかりいないで勉強しなさい!」的な常套句がありますが、個人的には「よく遊び、よく学び」を推していきたいです。
「よく学び、よく遊び」ではなく、先に「遊び」。
全力で遊んで好きなことを楽しんでいく先に、学びの意義や目的が見えてくると思うので、とりあえず遊べば良いと思います。
遊んでいるうちにやりたいことが増えてきて、結局「あ、もっと勉強しないと」ってなるはずです。
というわけで、やりたいことをやるため、さらにお勉強していきましょう。
sho