12月の活動報告 | 乱歩酔歩--Random Walk official blog--

12月の活動報告

どうも遊木です。

 

あっという間の年末ですね。

年々速くなる時の流れにビクつきながら、ここ数日は来年に持ち越したくないちょっとした雑事を片付けていました。……その結果、大物だけが残り白目。

 

 

ばばーっと今月の活動報告をしつつ、最後に今年の総括をしたいと思います。

 

 

□漫画制作

引き続きネームの修正中です。

半分ぐらい修正したものが「…う…うーん?」という感じだったので、腹をくくって9割修正に移りました。これ、読み切りでも毎回やるんだよな……。

序盤でこの判断を下せればもっと制作スピードが上がるんでしょうが、なんだか毎回同じ過ちを繰り返している気がする。精進します。

それ以外には、マジで忘れすぎているカラー絵の練習をしたり、資料からイイ感じの部分を抽出したり、「あれ?私漫画描いてんだよね?論文の資料集めてるわけじゃないよね?」という活動をしていました。

 

 

 

□黄金町『A Small,Good Thing』

今月の上旬までやっていた展覧会です。

完成物だけでなく、そこに至った制作過程を同時に見せるというコンセプトの企画展で、小規模ながら記憶に残る作品が多かったイメージです。

個人的にツボだったのが、クロッキー帳の端に描いたと思われる↓↓の写真。

 

 

ちなみにこれを見せた全員が「本人は心が落ち着くのかもしれないが、他の人の心を乱す」って言った。

すごくイイと思います。

あと、妙に完成度の高いストップモーション・アニメがあると思ったら、芸大の映像科だった……やっぱり芸大生は頭一つ抜けている。

普通にメディア芸術祭で受賞しそうな作品だなぁと思ったら、第22回で審査員推薦の経歴がある方でした……だよな。

 

 

 

 

 

□赤レンガ倉庫 写真展『地平線の彼方へ』

横浜フランス月間ということで、赤レンガ倉庫1号館で行われていたフランス写真家の展覧会に行ってきました。

あまり写真展には行かないのですが、この企画展は、明確に貫かれたアーティストのコンセプトが見えて面白かったです。シュールレアリズム味を感じて、私好みの作品だったなぁと。

 

 

 

 

□三溪園

10年ぶりに行ってきました。(え……10年だと?)

天気も良く、紅葉の季節で、とても気持ちよかったです。

あと、10年前より明らかに猫が増えていました。いや、増えすぎじゃないか?

基本はどの子も我関せず、といった感じでしたが、一匹だけめっちゃ歓迎してくれる子がいて、テンション上がった。

個人的には、原三溪についての展示が興味深かったです。

今まで、彼について深く調べようと思ったことがなく、漠然と「各地からいろいろかき集めて三溪園を作った人」ぐらいのイメージしかなかったのですが、近代の横浜を語る上で、結構な重要人物なのではないか?という印象に変りました。

今後も機会を見つけて調べてみたい。

 

 

 

 

 

□八景島シーパラダイス

禁断症状が出ていたので行ってきました。

やっぱり水族館は良い……。

お魚の他にも、元気なカワウソと団子になっているプレーリードッグ、微動だにしないカピバラなどにも挨拶してきました。

実はレッサーパンダの子供たちに会いたかったのですが、午前中の30分しかいなかったらしい……うう。

でも両親には会ってきた。

あとショーが、数年に一回ぐらいあるシロイルカいやいや回だった。(ショーのあとにシロイルカがバックヤードに帰らない現象)

これ、実は下側から見ると結構面白い。全然帰る気がない水中のシロイルカが見られる。

 

 

 

 

 

□ベイウォークマーケット

なんだか思っていたより高頻度で開催されていますね。良いと思います。

夏や秋ほどではありませんが、赤レンガのクリスマス・マーケットを退場した人が流れてきて、後半にはそこそこ人がいた印象です。

個人的に非常に良い規模感のイベントだと感じるので、来年も是非定期開催して欲しい。

 

 

 

□象の鼻パーク『FUTURE SCAPE PROJECT』

以前開催されていた、スマートイルミネーションに近い雰囲気の屋外展覧会です。

明確に「夜間に展示する現代アート」という感じなので、周囲のイルミネーションとは一味違った“光の作品”を見ることができます。

この中にも、妙に一つだけ使用している技術が高いやつがあるなぁと思ったら、東大の研究チームの作品だった……クッ、東大も芸大も、やっぱり頭一つ抜けている。

あと、テラス内にぶら下がってた象のミラーボールが面白かったです。

「え!象さん吊るされてるやん!」ってなった。

 

 

 

 

□BankART 開発好明『発泡遺跡』

北仲ブリック&ホワイト歴史広場にて開催されている、ヨルノヨ連携企画です。

発泡スチロールで制作した作品を遺跡風に展示する企画展ですが、個人的に今まで見た中で、一番この展示スペースを活かしている作品だと感じました。

やっぱり足元という独特なスペースですからね、場所を活かした作品の方がより面白く感じます。

 

 

 

 

□大さん橋 写真パネル展『港で働く男たち』

大さん橋の一角で開催されていた写真展です。

1950年代から2000年の、港で働く男性たちの写真と、簡単な説明が添えられたパネルが展示されていました。

長年撮影し続けたのは市民カメラマンの方です。

こういう情報は調べてもなかなか出てこない印象なので、大変ありがたい。

 

 

 

□『ヨルノヨ』およびその他のイルミネーション

これはすでに別記事でまとめているので、詳しくはそちらをどうぞ。

全体を見るのに、結局1週間ぐらい使った気がします。

いや、交通機関を使えばもっと早かったんでしょうけど……まぁ運動のために歩きましたよ。

ここ2、3日で、一気に写真をインスタに更新したので、気になる方はそちらもどうぞ。

年々進化していく横浜のイルミネーション、来年はどう変化するのか今からちょっと楽しみです。

ちなみにヨルノヨは来年1/3まで開催されています。

 

 

 

 

今月はインスタを大量に更新しました。

基本は今月行った場所の写真で、あと更新し忘れていたパルクールの動き研究のアニメーションも載せています。

 

 

 

 

というわけで、ここからはざっくり今年の総括。

 

今年は、去年まで抑え気味だった外出でのインプットを増やしました。

サークル全体で「1日平均5km歩く」という目標も掲げていたことも関係していますが、コロナ禍で一度ストップしてしまった“生の体験を肥やしにする”というサイクルを、徐々に取り戻せてきたと感じます。

その変わり、アニメ、映画などの映像作品からのインプットはあまり出来なかった印象です。……映像からのインプットは地味に体力を使うって、ここ数年で気付きました……。

ただ漫画に関しては、結構新作に触れた年ではあったかなぁと。一作を深く読み込むというよりは、浅く広く新しい漫画に触れた1年でした。

 

制作に関しては、一進一退という進行状況で忍耐を強いられた感じがします。

ただ年間通して振り返ると、三歩進んで二歩下がる、つまり、ゆっくりだけど前進してはいるのかなぁと。

成果物に関しては結構な鈍足イメージですが、一方で制作体制についてはそれなりに新しい発見や、見直しが出来た年ではあったと思います。

 

といっても、Random Walkは年度末を区切りにしているので、あと3ヶ月程度は年が明けた感じがしないんですけどね。

2022年度中にいろいろ、もう少し前進したいので、残りの3ヶ月を丁寧に過ごしたいと思います。

 

 

それでは皆様、よいお年を。

 

 

 

aki